「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」を読んで、親の“魂の叫び”を聞いた!
リリー・フランキーのベストセラー小説「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(扶桑社刊)を改めて読み直して、なぜミリオンセラーになったのか、わかった気がしました。2005年6月に初版が発売されて読んだときは、さほど感じなかったのですが、今この本のメッセージが私の心の琴線を強く震えさせています。なぜでしょうか? それは現在が、心が音を立てて壊れている時代だからかもしれません。少年犯罪や幼児虐待などが頻繁に報道されている今の社会。親が子を傷つけ、子が親に刃を向ける凄惨な出来事が続き、本来あるべき“親子関係”は崩壊しつつあります。何かが狂っているとしか思えません。