「頭がいい人、悪い人の話し方/樋口裕一」「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?/山田真哉」「国家の品格/藤原正彦」などのミリオンセラーを筆頭に、「美しい国へ/安倍晋三」「ウェブ進化論/梅田望夫」「下流社会/三浦展」「女性の品格/坂東眞理子」など続々とベストセラーが誕生しています。今や新書本はベストセラーの量産工場と言っていいでしょう。
新書本のマーケットが活性化されたのはここ3、4年のことですが、タイムリーな話題をテーマにして掘り下げて、読者に知的興味を持たせるには、ちょうど手頃なハンディタイプ本と言えます。私も毎月何冊か買っていますが、買おうと思わせるポイントは、知っておきたいテーマかどうか、です。知って得するお得感、知っておくとうんちくをたれることができる知的探究心など様々です。
私は書店に行ったときは新書本のコーナーに立ち寄り、毎月発売される新刊を必ずチェックするようにしていますが、いつも不思議に思うことは、音楽をテーマにした“音楽本”が少ないということです。あったとしても、クラシックかジャズの名曲解説本であり、いわゆるロック、ポップス、R&B、ヒップホップなどの“J-POP”をテーマにした音楽本は皆無に等しいということです。

