阿久悠さんは、実績において“史上最強”の作詞家だった、と言っていいでしょう。歴代作詞家のシングル売り上げ枚数はダントツの1位で実に6818万枚です。ちなみに2位は松本隆で4946万3000枚、3位が小室哲哉で4126万7000枚です(※オリコン調べ)。他にもナンバーワン・ヒット獲得回数22曲、レコード大賞受賞5回など音楽界の“数字”は何をとっても阿久さんが“1番”です。それが、“史上最強”の所以です。
では、なぜ阿久さんの詞がこれほどまでにたくさんの人々から支持を受けたのでしょうか。私はこんなふうに考えています。

