人は常に理性と感情のせめぎ合いの中で生きています。ふだんは理性が感情をコントロールしているので、「ま、いいか」ときて「えい、やー!」とはならないのですが、ときどき理性が感情をコントロールできなくて、「ま、いいか」とタガがはずれて「えい、やー!」とばかりにとんでもないことをしでかしてしまうのです。
理性が感情をなぜコントロールできなくなってしまうのでしょうか? それは目の前のエサに負けてしまうからです。人は目の前の快楽には弱いものです。据え膳食わぬは男の恥、ではありませんが、女から仕掛けられた恋に尻込みするのは男として恥だ、とばかりに飛びついてしまうと、後で痛い目にあうことになります。そんなリスクを予感しながらも据え膳を食べてしまう男の弱さは、結局のところ、リスクに対してガードが甘いということです。

