だぼはぜ人間は確かに存在しています。いや、誰の中にも“だぼはぜ人間”のDNAはあるのです。ただひとつ違うことは、そのDNAが出てしまうか、出ないか、ということですが、その差はかなり大きいと言っていいでしょう。だぼはぜ人間の特徴は、おいしいなと思えるところにはどこへでも顔を出すということです。この人、知っておいた方がいいなと思うと、臆面もなく近寄っていきます。あなたのまわりを見回して下さい。おいしそうな所には必ず顔を出している奴っているでしょう。ま、こまめといえばこまめですけれども、はたしてそれでいいのでしょうか? 確かにどこへでも顔を出して、顔を覚えてもらうことは大切なことです。そこから“人脈”が作れることもあるからです。しかしながら、相手の立場に立って考えたらどうでしょうか? 相手の立場に立って考えれば、だぼはぜ人間と名刺交換をしたぐらいではたぶん記憶に残ることはないでしょう。2回、3回と顔を会わせたら、さすがに顔と名前ぐらいは覚えるかもしれませんが、はっきり言って、そこまでなのです。そこまでということは“だぼはぜ人間”で終わってしまうということです。

