この曲の作者・芥川賞作家の新井満が2001年に私家盤の「千の風になって」を30枚プレスしたときに、誰が今日のヒットを予測できたでしょうか。30枚だけ作られた私家盤CDがきっかけになって6年後に100万枚を超える大ヒット曲が生まれた。これぞ“時代”が求めて生んだ“あらまほしきヒット曲”ではないでしょうか?
ミュージック・シーンは今もタイアップ至上主義です。タイアップが付かないと売れないという定説が根づき、本当に“いい曲”があっても売り切れないという現実は、いかがなものか?です。だからこそ、そんなミュージック・シーンの定説に強力なアンチ・テーゼを投げかけているのが「千の風になって」なのです。

