富澤一誠の「俺が言う!」
音楽評論家 富澤一誠氏の 「俺が言う!」を掲載していきます。
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書き手は“本”を書いてこその書き手である、という“基本”に忠実に精進していくつもりです!
 今年もまた明治神宮に初詣に行って来ました。そして、これまた恒例となっている“おみくじ”を引きました。
 明治神宮の“おみくじ”はいっぷう変わっています。明治天皇、昭憲皇太后の“和歌”となっています。すなわち、ガシャ、ガシャとおみくじを引くところまでは同じですが、「何番です」と言って出てくるのが“大吉”や“凶”のおみくじではなく“和歌”ということです。
 今年はどうかなと思って、ガシャ、ガシャと振ってみたら“20”という数字が出ました。手渡された“おみくじ”は昭憲皇太后の和歌で“謙遜”という御題で、〈高山のかげをうつしてゆく水の ひききにつくを心ともがな〉でした。その意味は「高い山の姿を写して、谷川の水が段々と低い方へ流れて行くように、誰でも理想は高く、身はつつましく、ということを心がけたいものです。誰でも生まれながらに、尊い人格を親から授かっていることでは平等ですが、お互いに敬愛の心が大切です。ここに謙遜の美しい徳があります」で、要約すれば「心は高く、身はつつましく」ということです。
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