もう36年も前のことになりますが、大学1年の終わり頃、私はラジオの深夜放送で実にショッキングな歌を耳にしました。吉田拓郎の「今日までそして明日から」でした。初めは何気なく耳に入ってきた歌ですが、いつしか「そうだ、その通りだ」とうなずいている自分を発見してびっくりしたものです。拓郎の歌との出会いで、私は拓郎のように行動を起こさなければならないと決心しました。私の中の“青春の風”が拓郎と共鳴して反応を起こし騒いだのです。それからすぐに大学を中退、20歳のことでした。つまり、私は拓郎の歌に刺激を受け、触発され、跳んだのです。早いもので、あれからもう36年が経ってしまいました。そして今、私の中の“青春の風”が再び騒ぎ出しました。〈結婚しようよ〉という映画に出会ってしまったからです。この映画は「拓郎の名曲で綴る“心の琴線物語”」というキャッチコピーに違わない素晴らしい内容です。

