富澤一誠の「俺が言う!」
音楽評論家 富澤一誠氏の 「俺が言う!」を掲載していきます。
200802<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>200804
きびしい現実を“優しく”させるには、自分の見通しを辛くすることです!
 産経新聞に「断」というコラムがあります。2008年3月14日(金)付けのコラムを医師であり作家の久坂部羊さんが「最悪の説明の効用」というお題で書かれていました。このコラムにドキッとさせられる箇所がありました。それは以下の通りです。
〈今は少しでも危険のある治療や病気の説明は、実際以上に悪く言うことが多い。危機管理とは最悪に備えることだ。希望的観測は相容れない。できるだけ悲観的に見ていたほうが、現実は人に優しい。〉
 まったくその通りだと思います。特に〈できるだけ悲観的に見ていたほうが、現実は人に優しい。〉というフレーズには、瞬時にしてハートを奪われてしまいました。なぜかというと、確かにその方が“現実は人に優しい”と思うからです。
 私たちはともすれば、現実という壁にぶつかったとき、はね返されたり押しつぶされたりします。その意味では、まさに現実は人にきびしいのです。だが、本当にそうなのでしょうか?と、私は心の片隅でいつも思っています。でも、それは裏を返せば、私たちが現実を甘く見すぎていた、ということに対するしっぺ返しでもあるのです。
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.
ホームページ アフィリエイト レンタルサーバー FC2ブログ