期待値はいろいろあります。たとえば初めてのコンサートに行くとしましょう。何しろ初めてのアーティストのコンサートですから、否応無しに期待値は高まります。そして、結果が予想していたよりはるかに良かった場合は「入場料は高かったけど行って良かった。満足しました」ということになります。しかし、逆に予想していたより悪かった場合は“不満”ということになります。「期待はずれだった。あんなに高い入場料を払って損をしてしまった」ということになります。このときは、あてがはずれてしまっただけに、大いなる不満を抱くことになるでしょう。
これは何もコンサートにかぎったことだけではありません。期待値はCD、映画、本、レストラン、ファッション、車などあらゆる物にあります。すなわち、期待値がある以上、私たちは勝手に“あてにしたい度数”を自分で決めてしまっていますから、この度数をオーバーしてくれないと“不満”を感じてしまうという訳です。

