富澤一誠の「俺が言う!」
音楽評論家 富澤一誠氏の 「俺が言う!」を掲載していきます。
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100か0よりは満足はできなくても“チャンスの糸口”をまずつかむことの方が賢明です!
 オール・オア・ナッシングという決断も必要ですが、今の世の中は、100か0よりは、たとえ満足はできなくても“チャンスの糸口”をまずつかむことの方が賢明ではないでしょうか?
 音楽業界において今、新人アーティストたちはきびしい氷河期を迎えています。というのは、CDが売れないという時代において、レコード会社には余裕がありません。だから、バブル期のようには、新人アーティストの育成にお金をかけることができないのです。バブル期においては、新人アーティストとの契約にあたっては、最低2年間でアルバム2枚、シングル4枚という保証をしたうえに、契約金、助成金を含めると数千万円から1億円ぐらいは投資をしてくれたものです。当然のことながら、2年間という猶予期間があるうえに、シングルも4枚は最低リリースできるので、当たる確率も高いということです。しかしながら、氷河期の今は、そんな猶予期間は与えられないどころか、よっぽどのことがないかぎり“単発契約”があたりまえです。
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