かつて“怒れる若者の季節”と呼ばれる時代がありました。1960年代後半のことです。この時代に選ばれたアーティストが岡林信康であり、時代が必要とした歌が岡林の「友よ」でした。
続く70年代。70年代安保自動延長。それに伴い、挫折感がたくさんの若者たちの心を包んでいきました。そんな時代に選ばれたのが吉田拓郎であり、必要とされた歌が彼の「結婚しようよ」でした。
80年代になると、バブル時代となり享楽の果てに、全ての物差しが“お金”の世の中になってしまいました。この時代に選ばれたのが尾崎豊であり、必要とされたのが彼の「卒業」でした。
さらに90年代になると、バブルがはじけ、終身雇用制度が崩れ、就職氷河期を迎えました。そんなファジーな時代に選ばれたのがZARDであり、必要とされたのが彼女の「負けないで」でした。

