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過去のアーティストと“対話”ができる“音楽文化遺産博物館”が必要とされています。 

 “音楽文化遺産”を形にして残すことが急務ではないでしょうか? 音楽は今や私たちのライフスタイルにおいて欠かせないアイテムです。いや日本人としての“和の心”を豊かにする文化そのものと言っていいかもしれません。
 しかしながら、その音楽文化が散逸しようとしています。というのは、音楽文化が“遺産”という形で保管されていないからです。現在の音楽は、過去に作られた音楽の伝統の上に成り立っています。そして未来の音楽は現在の音楽に触発されて生み出されます。ということは、過去の上に現在があり、現在の延長線上に未来があるというわけです。
 文化とはこのようにして、過去の遺産を継承しながら進化していくものなのです。そのためには、今を生きるアーティストが、10年前のアーティスト、50年前のアーティスト、もっといえば100年前のアーティストたちと“対話”をすることが必要です。対話をするためには、その時代に生きたアーティストの残したものが必要です。歌、曲、詞、編曲、演奏、本、写真、動画などあらゆるものです。これらに触れることによって、今を生きるアーティストは刺激を受け、新しい作品を生み出すことができるのです。そして、これがやがて後世のアーティストを触発するのです。
 残念ながら、日本の音楽文化遺産を網羅している“音楽文化遺産博物館”ともいうべき施設はありません。個人博物館、ジャンル別博物館はないことはありませんが、ジャンルを超えた“邦楽文化遺産博物館”ともいうべきものはないのが現実です。知的立国・日本において、最も重要な文化のひとつである音楽文化遺産が集大成されていないのは、いかがなものか?と思います。
 手前みそながら、私は<フォーク資料館>を運営しています。評論家としてデビュー以来38年間、全ての紙資料(アーティストのプロフィール、チラシ、コンサート・パンフレットなど)を保管し続けてきました。これらの紙資料はこれまで倉庫に眠っていてまさに“宝”の持ち腐れ状態にありましたが、一念奮起して整理し、閲覧可能な状態になりました。その結果、過去のアーティストとの“対話”が可能になったのです。温故知新ではありませんが、当時をリアルタイムで知らない人たちにとっても、今のシーンを彩る歌の原点となった懐かしい歌たちは、きっと新しい風を送り出すことでしょう。と同時に、若い人たちにも新しい“出会い”になるに違いありません。そして、その出会いが新しい忘れ得ぬ歌を作るのです。だからこそ、そのきっかけとなる<音楽文化遺産博物館>が必要なのです。
 昔の歌は知らなくて当然です。ましてや生まれる前の歌は……。しかしながら、「知らない」と言って、そのまま放っておいていいのでしょうか? 知りたいと思えば、CDを通していくらでも聴くことはできるのです。古典の名作を文庫で読んで刺激を受けるように、音楽においてもそのようなことは可能なのです。いや、日本の誇る名曲に触れずして何のための文化遺産なのでしょうか? そのためにも、一刻も早く“音楽文化遺産”が待ち望まれます。
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category: 俺が言う!

2009/02/10 Tue. 15:15 [edit]   TB: 0 | CM: 1

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コメント

10年前のAさんと現在のBさんを結びつけることは
単に場の提供なのではなく

新しいものを生み出す行為
「そのもの」なんだと感じました。

まるきち #- | URL | 2009/02/13 Fri. 23:26 * edit *

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