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心が弱いからこそ、見て見ぬふりをしてしまうのです! 

 見て見ぬふりをしてしまうことがあります。そんなとき、俺ってダメだな、とつくづく思いますが、何かと言い訳を考えて、見て見ぬことを自己正当化してしまいます。そんなとき、本当に情けなくなってしまいます。
 では、なぜ人は見て見ぬふりをしてしまうのでしょうか? それは面倒なことを背負い込みたくはないという気持ちが働くからです。心の中では、見て見ぬふりをしてはいけないという思いはあります。だからこそ、見て見ぬふりをしようとする自分と、見て見ぬふりをしてはいけないという自分とが対立して激しく葛藤してしまうのです。
 たとえば、生まれたばかりの子犬が散歩道に捨てられていたとしましょうか……。こんなときどうするでしょうか? 生まれたばかりの子犬はそのまま放っておくと間もなく死んでしまうでしょう。人間ならば、かわいそう、何とかしてあげなければ、と思うはずです。しかし、そうかと言って、すぐに助けてあげるかというとそうとはかぎりません。仕事で急いでいるときは子犬にかまっている時間はないでしょうし、拾ったとしてもアパートなので飼うことはできないかもしれません。他にもいろいろな事情があることでしょう。となると、子犬を拾って助けるということは大きな面倒を背負い込むことになるのです。正直に言って、これが“現実”です。
 子犬を救ってやりたいというのは人間としての情です。優しい心です。しかし、救ってやることから起きるであろう現実。この現実を処理できるだけの能力がないと面倒を背負い込むだけなのです。この現実の壁の前で、私たちは悩まなければなりません。そして結論も出さなければならないのです。当然のことながら、結論としては見て見ぬふりをしてしまうことの方が圧倒的に多いことでしょう。私とてそうです。
 現実の壁にぶちあたったとき、私は心の中で激しく葛藤します。でも、最終的に見て見ぬふりを決め込んでしまいます。心の葛藤を鎮めるために、自分に都合のいい言い訳を考えて、自分を説得にかかります。俺が救わなくても誰かがきっと助けてくれるだろう、とか。うちには既に犬が2頭もいるのでこれ以上は無理だとか。いろいろと自分に都合のいい、自分が納得できる言い訳を考えて、見て見ぬふりをして、その場を立ち去ってしまいます。もちろん、心は痛みます。後ろめたさもあります。しかしながら、面倒なことを背負い込みたくはないというエゴが全てに勝ってしまうのです。どうしようもないな、俺は……本当にそう思います。しかし、あくる日にはけろりと忘れているのです。
 子犬の例だけではありません。私たちは何かにつれて、見て見ぬふりをしているのではないでしょうか? なぜ見て見ぬふりをしてしまうのか? それは心が弱いからです。心が弱いからこそ、現実から逃げてしまうのです。面倒臭いことにはかかわりたくはない。そう思うことが心を弱くしてしまっているのです。面倒臭いことを背負い込む勇気が欲しいものです。その勇気を持つことが人間としての大切な“条件”なのかもしれません。
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category: 俺が言う!

2009/09/01 Tue. 11:10 [edit]   TB: 0 | CM: 1

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# |  | 2009/09/05 Sat. 11:43 * edit *

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