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時代が生んだ“響作”「また君に恋してる」はまさにエイジフリー世代の“熟恋歌”です! 

 数多いラブソングの中で特に成熟した大人同士の濃密な愛を描いたラブソングを“熟恋歌”と私は呼んでいます。時代は今“熟恋歌”を必要としています。なぜならば、40歳以上64歳までの、いわゆる“エイジフリー世代”が4282万人もいて、彼らの間で新しい大人のラブソング“熟恋歌”が渇望されているからです。
 10代、20代でめぐり逢った男と女が愛を育んで結婚。やがて子供に恵まれて家庭を持ち、“男と女”から“父と母”になり、そして子供が成長して自立したときに再び“男と女”に戻ります。そのときに、とまどってしまう人たちがほとんどでしょう。さりとて友達でも兄妹でもありません。そんな事実に気がついたとき、ふたりは“男と女”であることを否応無しに意識させられるのです。そして“心の声”が聞こえてくるはずです。「また君に恋してる いままでよりも深く まだ君を好きになれる 心から」。このテーマはセカンド・プロポーズです。かと言って、今さら「好きだ」「愛している」とは言いにくい。でも言葉に出して伝えないと“男と女”には戻れないのです。言いたいけど言えない。そんな男性の気持ちを代弁しているのがビリー・バンバンの「また君に恋してる」です。
 一方、言いたいけど言いにくい。だから、言って欲しい、と思っている女性の気持ちを代弁しているのが坂本冬美の「また君に恋してる」です。坂本盤はビリー・バンバンのカバーですが、私は競作ならぬ“響作”だと思っています。同じ曲ですが、ビリー・バンバンが歌うと男の想いが出、坂本が歌うと当然ながら女の想いが強く出ています。だがひとつ共通していることは、2組とも「また君に恋してる」と“君”と歌っているところです。実はこの“君”がキーワードなのです。男が“おまえ”と言わないで“君”というとき、そこに微妙な距離が生じます。同様に女が“あなた”と言わないで“君”というときも同じです。つまり、距離が生じてしまった大人の男と女が、あえて“君”と呼び合うことで、その距離を縮めようとしているのです。その意味では、ビリー・バンバン盤と坂本盤は表裏であり、2作品が共鳴してこそ、「また君に恋してる」は作品として完成するのです。つまり、2作品は男と女が響き合い、共鳴して徐々に大きな波となっていくために必要な“響作”なのです。
 時代が生んだ“響作”『また君に恋してる』はエイジフリー世代の“熟恋歌”です。
 ところで、あなたはビリー・バンバン派ですか? それとも坂本冬美派ですか? カラオケで私は2つのバージョンを歌ってみて感じたことがあります。それはビリバン・バージョンで歌うと、男歌ですからもろに自分の感情が入って一人称のベタな自分の歌になってしまいます。ところが、坂本バージョンで歌うと、女歌となるので、一歩引いたところで客観的に歌わざるをえません。するとどうなるのか、と言いますと、一人称のベタな感じが消えて、三人称の普遍的な歌となるのです。おそらく女性が歌うと逆の結果になることでしょう。すなわちビリバン・バージョンはベタな一人称の歌、坂本バージョンは普遍的な三人称の歌です。ふたつのバージョンをあえて歌うことにより“響作”の妙を体験して下さい。不思議な世界が切り開けます。秋元順子の「愛のままで…」と、その作詞作曲家である花岡優平の「愛のままで…」にも同じことが言えます。その意味では“響作”が今の時代のキーワードである、と私は確信しています。
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category: 俺が言う!

2010/04/16 Fri. 11:03 [edit]   TB: 0 | CM: 1

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コメント

共感

共感を懐きました。私もエイジフリー世代の前半で、現在交際している女性がいます。だから、また君に恋してるわけではないのですが、しかし共感します。
貴兄の『俺の井上陽水』を高校時代に読みましたが、貴兄の筆は今も冴えていますね。

緑川虫太郎 #HtK8YrHE | URL | 2010/04/21 Wed. 08:00 * edit *

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