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Jポップ・シーンの停滞を破るには、アーティストが“ナンバー・ワン”から“オンリー・ワン”をめざすべきです! 

 今、Jポップというマラソン・レースのゴールに、ひとり、またひとり、とアーティストが飛び込んできています。熾烈なレースだったのか、ゴール・インしたアーティストたちは例外なく満面に微笑を浮かべています。ある者はカメラのフラッシュを盛んに浴びてインタビュー攻めにあっているし、スタッフと抱き合い健闘をたたえあっている者もいます。
 彼らを見ていると、ゴール・インすることが彼らの人生のすべてであるかのような印象を受けてしまいます。と同時に、これでレースは終わってしまったのか、次のレースはもうないのだろうか?という疑問が自然と湧いてきます。勝利の美酒に酔うことも悪くはありません。スターになった快感にひたるのも決して悪くはありません。
 確かに42.195キロメートルを走り抜くことは大変なことでしょう。かといって、いつまでも美酒に酔っていていいはずがありません。今回のゴールはあくまでひとつの“通過点”であり、次にはもっと過酷なレースが控えているはずだからです。そのことを考えれば、のんびりと美酒に酔いしれている暇などはないのです。次のレースのために、また一から準備を始めなければならないからです。
 しかしながら、誰ひとりとして準備を始める者はいません。これはいったいどうしたことでしょうか? そう思ってあたりを見まわしてみると、熾烈なトップ争いを演じたアーティストたちの顔が見え、また、上位入賞者の顔も見えます。彼らはだいぶ前にゴール・インしたはずですが、なぜか次のレースを始めていないようです。優勝者がまだ美酒に酔っているなら、後は推して知るべしです。
 そんな間にも次から次へとゴール・インするものは後を絶ちません。しかし、新しいレースが始まらないので、野球にたとえれば消化試合をこなしているような空しさが漂っています。Jポップ沈滞の現状は、まさにそれだと言っていいでしょう。
 この沈滞を打破するただひとつの方法は早く新しいレースを始めることです。それには“ビッグ・アーティスト”と呼ばれている者たちが、新しい展開を示さなければなりません。ところが、頂点を極めたはずの彼らがなぜか次のビジョンを示そうとはしません。いや、示そうとしないばかりか、頂にしがみついて離れようとしない者もいるのです。頂に立てば、麓にいたときには見えなかったさらに高い山が見えるはずです。もしも、そういう山が見えるのなら、勇気を持って挑戦すべきです。その姿が、後に続くものの励みとなるのです。
 Jポップは確かにメジャーになりました。だが、まだまだこんなものではありません。こんなところで満足していてはいけないのです。ナンバー・ワンは最終到達点ではなく、“通過点”です。ナンバー・ワンはあくまでプロセスにしかすぎないのです。めざすはオンリー・ワン。それをきわめたアーティストこそが真の意味でスーパースターと言えるでしょう。そんなことを考えると、Jポップ・シーンはナンバー・ワン時代からオンリー・ワン時代に突入したのです。そのことに早く気づき、オンリー・ワンの世界を獲得した者こそが本物の勝利者なのです。
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category: 俺が言う!

2010/10/26 Tue. 11:02 [edit]   TB: 0 | CM: 1

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