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信州・須坂市文化会館メセナホールから新しい故郷の歌『どこで暮らしていても』が生まれた! 

 去る6月19日(日)、長野県須坂市メセナホール・大ホールで〈富澤一誠プロデュース~フォーエバーヤングスペシャル「メセナ・フォークジャンボリー」〉が行われ満席(1124名)の大盛況でした。
 今回で6回目を迎える〈フォーエバーヤング〉ですが、今年はメセナホール開館20周年ということもあって、その記念事業ということで規模を大きくして開催。本編の他にサブステージでは地元のアマチュア・ミュージシャン(さよ、ビレッジ)が腕を争い、野外には地元企業による屋台も設けられて、さながらお祭り気分でした。また、恒例となっているフォーク資料展の方もスケール・アップして、アーティスト自身のお宝資料も提供され、特にばんばひろふみのかかとが18センチもある真っ赤なロンドンブーツは話題の的でした。
 〈フォーエバーヤング~歌とトーク満載のフォークコンサート〉は2006年に第1回目が行なわれました。きっかけはメセナホールから私の所に「地元出身の富澤さんに、地域活性化のために、何か元気が出るイベントをプロデュースしてもらえませんか」というオファーがきたことでした。そして始まったのが〈フォーエバーヤング〉で、第1回は杉田二郎、因幡晃、永井龍雲。第2回が庄野真代、細坪基佳、三浦和人。第3回がイルカ、山本潤子、鈴木康博。回を重ねるごとに観客動員が増え続け、第4回は新井満、ビリー・バンバン、トワ・エ・モワでしたが、このとき遂に満席となりました。人口5万人余りの街で1124席が埋まるということは快挙でした。第5回は尾崎亜美、ばんばひろふみ、ブレッド&バター。そして今年、第6回はスペシャル・イベントで集大成ということもあって、今までに出演していただいた方の代表として杉田二郎、トワ・エ・モア、ビリー・バンバン、ばんばひろふみ、細坪基佳、永井龍雲に出演していただきました。
 6回目を迎えた〈フォーエバーヤング〉は今では地域に密着していて既にこの季節の風物詩となっているのか、出演者と客席が一本化しており、とてもアットホームな雰囲気で、まさに良質な大人のエンタテインメントと言っていいでしょう。そんなアットホームな場所だからこそ、サプライズ・コーナーがあたたかく迎えられたのです。
「私から皆さんにサプライズ・プレゼントがあります。〈フォーエバーヤング〉のためにテーマソングを作りました。故郷・信州は須坂市をイメージした歌です。その歌を歌って下さっている、さくまひできさんを紹介します」
 そう言って、さくま君を紹介すると割れんばかりの拍手が湧き起りました。
 私には今年で92歳になる“おふくろ”が信州に住んでいます。そんな母親のことを思い出しながら詩を書いたのが『どこで暮らしていても』です。「聞こえないから、もう切るよ」。受話器から聞こえてくる母の声は決まってそんな言葉です。いつも電話は一方的に切れてしまいます。耳が遠くなったおふくろですのでしかたがないとはいえ、息子としては一抹の淋しさを禁じえません。しかしながら、本音を言えば、淋しいけれどそれだけで満足なのです。おふくろの声を聞いていると、思わずおふくろと過ごした幼い日々のことが蘇ってくるからです。この詩に岸田敏志さんに曲をつけてもらい、さくまひでき君に歌ってもらったのが『どこで暮らしていても』(日本クラウン)です。
 大きな舞台で緊張気味のさくま君が歌い終えた瞬間、大きな拍手と声援が湧き起りました。杉田さん、ばんばさんなどのキャリア・アーティストのあたたかいステージがあったからこそ、若手アーティストのさくま君のステージが光ったのでしょう。「やって良かった」。プロデューサーとして私は満足感にひたることができました。「来年もやって下さい」。そんな声援に逆に元気をもらえたコンサートでした。持つべきものは素晴しいアーティストたちと故郷のあたたかい声援です。心より感謝します。
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category: 俺が言う!

2011/06/29 Wed. 12:12 [edit]   TB: -- | CM: --

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