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ZARDは頑張る女性たちにとって“人生の伴走者”であり、その歌は“人生応援歌”だったのです! 

 読売新聞(2007年5月29日付朝刊)、産経新聞(同年6月5日付朝刊)にも追悼文を書きましたが、改めて哀悼の意を表したいと思います。
 ZARDの坂井泉水さんが亡くなった、と聞いたとき、信じられませんでした。なぜかというと、「負けないで」など“人生応援歌”で聴き手に“勇気”と”元気“を与え続けてくれていた“さわやか”イメージの彼女は“死”から最も遠い存在だったからです。
 彼女は聴き手に最も近いアーティストだった、と言っていいでしょう。
 1990年代の幕開け。それは好景気の一方で、東西ドイツの統一や湾岸戦争の勃発、ソビエト連邦の崩壊など、それまで想像も及ばなかった“現実”の出来事に“世紀末”というキーワードが影を落とし、人々の心に一抹の不安を生じさせる時代でした。自分を奮い立たせるためには現実を直視するしかない。そんな動きが世の中に生まれ、KANの「愛は勝つ」、槇原敬之の「どんなときも」、大事MANブラザーズ・バンドの「それが大事」などの“人生応援歌”が次々とヒットしていました。ただそれらは男性アーティストが送り出すものが中心で、女性アーティストによる“応援歌”は岡村孝子の「夢をあきらめないで」以降、生まれていませんでした。そんなときにZARDの「負けないで」は発売されたのです。
 彼女は夢を実現しようと頑張っていた頃の自分を思い出して、背伸びすることなく自分の“本音”を素直に表現しました。“負けないで”というフレーズは自分自身を鼓舞するメッセージでもあったのですが、彼女のこのメッセージが同世代を中心とする女性たちの心情を代弁していたからこそ、たくさんの聴き手のハートを奪ったのです。その結果、160万枚の大ヒット曲となったのです。これ以降、彼女の歌は連続ヒットを記録します。
 さわやかで透明感のあるボーカル。そのボーカルを生かしたポップでキャッチーなメロディー。そして、聴き手の心情を代弁した“等身大”のメッセージ。これらがシナジー効果となったZARDのポップスは、いうなら聴き手が最も欲していた“心のビタミン剤”ともいうべき存在だったのでしょう。
 90年代は、頑張る女性が注目を浴びた時代。そんな女性たちにエールを贈り、元気と勇気を与えると共に、ZARDの歌は“心のケア”として“癒し”効果をも同時に与えていたのです。その意味では、ZARDは頑張る女性たちにとって“人生の伴走者”であり、その歌はまさに“人生応援歌”だったのです。
 坂井泉水さんが表立ってメディアに出てこなかったことは、アーティストという“表現者”に聴き手が自由に色をつけていけるという点で、プラスに働いたようです。プライベートの部分をふせ、ミステリアスな部分を残していたからこそ、聴き手もいろいろな想像を膨らませて、この“自分の心情に近い歌”をうたっている人物を身近にとらえたのかもしれません。その結果たくさんの聴き手のハートを奪ってしまったのです。
 13年程前にラジオ番組のゲストに来てくれたとき、彼女は誠実に私の質問に答えてくれました。斜めに構えることなく自然体から発せられるさわやかで一本芯が通ったメッセージは、まさに歌のイメージそのものの前向きさでした。突然の訃報に接し、ふとそんなことを思い出しました。合掌。
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category: 俺が言う!

2007/06/06 Wed. 11:20 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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