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おっしゃることはわかりますが、ま、これはこれ、それはそれとして、あれはあれでどうでしょうか? 平和好きな日本人だから…。 

 何事におていも、白は白、黒は黒と、つまり、白黒をはっきりつけることは正しい、と思います。しかし、白黒をつけるということは、勝ち、負けをつけるということでもありますから、勝者はいいとしても、敗者には勝者に対する“うらみ”が残り、やがてそれは因縁となって受け継がれることになります。
 白黒をつけたはいいが、うらみと因縁が残ってしまう。これでは、これから先、なかなか上手くはいきません。仲良くできないからです。そこで、日本人は日本人独特の決着のつけ方を生み出したわけです。それは和解です。和解とは、力で白黒をつけるのではなくて、話し合いをして、落としどころをお互いに捜す、ということです。
 力で決着をつけると、どうしても10対0になってしまう。オール・オア・ナッシングです。でも、10の全てを総取りして、相手をつぶしてしまうことが本当にいいんでしょうか? それよりも、勝った方が負けた方よりも、少しばかりいい思いをすることでも、十分なのではないでしょうか? もちろん、戦いですから、ある程度の白黒はつけなければなりません。そのためには、腹を割って話し合うべきです。この件に関しては私が悪かったので、これはこれにしよう。でも、あの件に関しては、あなたの方が無理押しをしすぎたから、あれはあれにしよう。こうやって、案件ごとに話し合いをしていくと、お互いが納得できる範囲で事がおさまる、ということです。ま、よく言うところの、足して2で割る、ということです。こうすると、双方の顔が立って丸くおさまるということです。
 足して2で割る、この良さは、双方が都合よく解釈できるということです。別名、玉虫色の決着ということで、お互いが都合よく解釈ができるというわけで、お互いが負けた気がしない、ということです。白黒をつけて、うらみや因縁を残したくない、というのが争いを好まない日本人の特性です。あいまいなところにはあえて白黒の決着をつけないで先送りにする。そうすれば決定的な対立は避けられるのです。困ったことがあったら先送りにする。いや、先送りにし続けることによって、根本的な対立の要因をあやふやにしてしまう。そんな芸当ができるのも、日本人の良さではないでしょうか?
 おっしゃることはわかりますが、ま、それはそれとして……これはこれでどうでしょうか?と矛先をかわしてしまう。こうすることで誰も傷つかないのです。
 で、この件ですが、ま、これはこれとして、あれはあれで、あれということにしておいたら、どうでしょうか? これはこれ、それはそれ、あれはあれ、ということで矛先をかわし続けていれば、決して争い事は起きません。「和を以って貴しとなし」という聖徳太子の教えではありませんが、みんなが仲良く暮らしていくためには、ある程度の一定の平和が必要とされるのです。誰も争い事なんかしたくはありません。だが、現実に争い事は起きてしまうものです。そんなときにこそ「それはそれ、これはこれ、あれはあれ」という現代版の「和を以って貴しとなし」が必要とされるのです。決定的な対立をさけるために、和解こそ日本人の発明した方便なのです。それはそれ、これはこれ、あれはあれ、とうまく乗りこなせる時代のサーファーこそが平和の使者となれるのです。白と黒だけではなく、灰色があってもいい。いや、灰色があってこそ現実が存在できるのです。
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category: 俺が言う!

2011/08/10 Wed. 17:19 [edit]   TB: -- | CM: --

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