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ECOHES 20年ぶり再結成ライブ!自分たちに何ができるのか?っていうことを問いかけるためのライブです! 

 3月11日の東日本大震災の発生を辻仁成は妻子(中山美穂と7歳の息子)と在住しているパリで知ったと言う。
 「その時ツイッターで47都道府県のフォロワーを任意で47人選んで見ていたんです。そうしたら全員が『日本は地震で大変だ』ときたんで、これはおかしいと思ってインターネットで調べたら大地震だ、ということで。津波の映像はその直後にフランスのテレビ・ニュースで知りました」
 津波の破壊力に衝撃を受けている彼に、10年間住んでいたパリの住民が優しく接してくれたことが救いでした。
 「あの時はスーパーに行ってもどこに行っても、人が近づいて来て、『大変だね』って。泣いている人もいるし、仲のあんまり良くない隣のおばあちゃんが突然ピンポンって来て、『あんたたち、日本に緊急に帰らなきゃいけない場合は子ども預かるよ』って言ってくれたり、ふだんけっこう冷たい人たちにも優しくされました」
 そんな地震直後の3月20日頃、福島の女性フォロワーから「今、福島が大変だからこそECOHESの歌が聴きたい」というメッセージが入りました。その声は日増しに増えていきました。
 「震災直後にヨーロッパで日本のために何かをやろうって運動が起こって、で、僕は何ができるんだろうって考えて、ECOHESやるのもいいかなって思い始めたんです。それでECOHESの80年代のアルバムを聴き直したんです。そうしたら世の中に対して警告を発している曲ばっかりで、当時のメッセージが冷めていない感じがしたんです。」
 80年代のバンド・ブームの中にあってECOHESの8ビートに乗ったメッセージは、時代に対する“警告”であり“予言”でした。その予言があたったのです。その意味で、ECOHES再結成は時代が必要としている必然と言っていいでしょう。
 9月4日、福島市内のライブハウスで、オリジナル・メンバーによる20年ぶりのライブ〈連帯の日〉が行われました。
 「『solidarite(ソリダリテ)』って震災の後パリでみんなが口にしたんです。仏語で連帯。僕たちはキミたちと連帯しているよ。いい言葉です。」
 福島ライブの手ごたえを受けて、12月22日(木)、SHIBUYA・AXで本格的に20年ぶりの復活ライブ〈ECOHES 連帯の日 TOKYO 2011〉を行う。辻はメッセージをこう締めくくる。
 「みんなで集まって当時の歌を聴いて時代のことを考えてみよう。自分たちに何ができるの?っていうことを問いかけるためのライブです」
 「このイベントがECOHESだけでやるよりも『連帯の日』っていうのが東北や東京の被災した方々の心をつないでいく、風化させないために使われていくのなら、使われていったらいいなと思います」
 これを機に新しいアルバムも作るつもりだと言う。辻にはロック・アーティストとしての“使命”があるからです。
 「ロックっていうのは反抗することから始まった音楽なんで、ただ丸く収めるための音楽にしてはいけないロックの使命があると思うので、それを自分たちで追及したい。要は新しい時代に声、メッセージを伝えなきゃいけないと思って、新しいアルバムは作りたいですね」
 反逆児の〈心の目〉が何を予言するのか? 興味はつきません。

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category: 俺が言う!

2011/11/14 Mon. 14:25 [edit]   TB: -- | CM: --

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