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Age Free Musicはラジオの“救世主”です! 

 〈Age Free Music〉は今、音楽業界あげてのムーブメントになりつつあります。〈Age Free Music〉の提唱者として、私は今こそ好機だ、と考えています。私は数年前からこんな主張をしています。「漁場は変わってしまったんだ」と。音楽マーケットのことを「漁場」と表現させていただくと、近年の社会構造の変化に伴い音楽業界にとっての漁場が変わっているはずなのに、音楽業界としてそこをきちんと掴めていないことが、昨今の苦境につながっているのではないかと推察します。
 1990年代までは10代~20代が音楽の主要な購買者層でしたから、ヤングマーケットに向けた作品づくり、プロモーションを行っていればよかったのです。しかし、昔は魚がたくさんいてよく釣れた漁場なのに、最近釣れないなと思っている業界関係者がまだまだいるように思われます。釣れなくなったのは果たして竿が悪いのか、糸が悪いのか、餌が悪いのかといろいろ考えられますが、肝心の漁場では魚の絶対量が減っているわけですから、釣れなくなって当然です。では魚はどこにいったのかというと、漁場が他の場所に移ったということなのです。
 現在の日本では、40歳から64歳までの人口が4358万人、65歳以上の年輩者も含めれば7000万人もいます。かつてヤングマーケットの漁場にいた世代が歳を取って「40歳以上」の漁場に動いたわけですから、釣り人も一緒に動かなければ当然、漁獲高も減るはずです。ヤングマーケットと「大人」マーケットが逆転する現象が、欧米に続き日本でも5年程前から始まっています。それに気付いたところから、エルダー向けのヒットが生まれ始めていると言えるでしょう。
 人口比率を考えてみても、若者たちよりも大人の方が人口が多いのは事実であり、それをふまえた上で何をするかが音楽業界に問われています。秋川雅史「千の風になって」、すぎもとまさと「吾亦紅」、秋元順子「愛のままで…」、坂本冬美「また君に恋してる」などといったヒットの流れは大人の漁場がそこにあることを示しています。
 そこで結論です。40歳から64歳までの〈Age Free世代〉4358万人が良質な〈大人の音楽〉を求めて待っています。だとしたら、そんな世代に向けて〈Age Free Music〉を提供するのが〈ラジオ〉の使命ではないでしょうか?〈深夜便〉のリスナーより10歳から20歳くらい下が〈Age Free世代〉です。この世代は60年代後半、70年代、80年代に青春時代を謳歌しました。そのとき流れていた音楽は、フォーク、ニューミュージック、ロック、ポップス、歌謡曲、そして洋楽です。まさに〈音楽の宝庫〉ともいうべき時代に育った音楽好き人間。彼らは同時に深夜放送世代でもあるのです。そんな時代をターゲットにしたラジオ番組〈Age Free Music〉はまさにラジオの救世主となるはずです。変わらぬ御支援、御声援をよろしくお願いします。
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category: 俺が言う!

2012/03/01 Thu. 14:12 [edit]   TB: -- | CM: --

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