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今回の推薦盤は吉田拓郎、ダイヤモンド☆ユカイ、せきぐちゆき、そして三木たかしトリビュートの4枚です! 

 今月もたくさんのアルバムを聴きました。そんな中から「これは…」と私の心のアンテナにひっかかったアルバムを紹介したいと思います。アルバムを聴くとき、こんなアルバムがあったらいいなと想定しながら、期待しています。正直に言って、なかなかぴんとくるのは少ないのですが、「これは…」と思えたときのうれしさ、これに勝るものはありません。私のセレクトしたアルバムが皆さんのガイドになれば幸せです。今月は4枚のアルバムを紹介しましょう。それぞれに味があって、何かを私たちに残してくれるはずです。
午後の天気/吉田拓郎

 2009年〈生涯最後の全国ツアー〉中に体調不良のために活動休止となって以来、その動向が注目されていた吉田拓郎の3年ぶりのオリジナル・フル・アルバム。3年前の前作『午前中に…』を聴いたとき、私は久しぶりに共感を覚えたものです。特にメイン曲の「ガンバラナイけどいいでしょう」は骨身にしみました。つまり、同世代の私たちの心情を拓郎が代弁してくれていたからです。今作も拓郎の今の心象風景が素のままの自然な形でスケッチされています。だから、拓郎の歌を聴きながら自分の思いを注入すると自分なりの絵が仕上がるというわけです。


Respect/ダイヤモンド☆ユカイ

 カバー・アルバムですが、単なるカバーではありません。なぜかというと、カバーするにあたってのコンセプトがしっかりとしているからです。そのコンセプトとは〈男が泣ける男の歌〉で、これにそって選曲及びサウンド作りがされています。また、歌に“命”を吹き込むときに、ユカイの人生が凝縮されているのです。つまり、ロック・スピリットに裏打ちされた男の心情というわけです。特に浜田省吾の名作「もうひとつの土曜日」は大人のラブソングに仕上がっているし、「横浜ホンキートング・ブルース」は男の“あらまほしき理想像”が表現されています。


衝動~魔物が暴れ出す時~/せきぐちゆき

 せきぐちゆきの歌を一言で表現するならば“すごい歌”としか形容できません。なぜならば女の本音を“情念の炎”で見事に歌い切っているからです。そんな彼女の魅力が凝縮されたのが前作『素顔~愛すべき女たち~』で、これはそのあたりのことが高く評価されて去年の〈日本レコード大賞・優秀アルバム賞〉を受賞しました。今作はさらに進化しています。彼女に“すごい歌”を生み出させているのが彼女の心の中にいる“魔物”ですが、今回はその魔物がこれまで以上に暴れまくっているのです。必然的に全編“すごい歌”のオンパレードです。すごいアルバムです。


『もしも明日が~三木たかしトリビュート~』/V.A.

 不世出の天才作曲家・三木たかしが惜しまれながらこの世を去ってから早くも3年が経ちますが、三木メロディーは今も絶えることなく流れ、私たちの心を癒してくれ、勇気と元気を与えてくれています。そんな折に、三木たかしトリビュート・アルバムが作られました。三木の代表作「時の流れに身をまかせ」を徳永英明が、「想いで迷子」をレーモンド松屋が、「もしも明日が‥‥。」を坂本冬美&藤あや子などがカバーして、原曲とは違う新しい魅力を聴かせてくれています。ボーナストラック「津軽海峡冬景色」は三木本人の絶唱が痛い。まさに名曲の故郷です。 
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category: 俺が言う!

2012/08/07 Tue. 11:11 [edit]   TB: -- | CM: --

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