富澤一誠の「俺が言う!」
音楽評論家 富澤一誠氏の 「俺が言う!」を掲載していきます。
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チャンスは自分にきびしく接して初めて生かせるものです!
 チャンスを生かすためにはチャンスをつかまなければなりません。その前に、チャンスをつかむためには、チャンスの芽を瞬時に感じてチャンスを確実につかむことが大切です。しかしながら、現実にはチャンスの芽があるにもかかわらずに、気がつかないで見逃してしまうケースが多いのではないでしょうか?
 チャンスの芽はどこにでも転がっているわけではありません。鋭いアンテナをかかげて常に感度を良好に保っておかないとなかなか気づけないものなのです。では、チャンスの芽を瞬時に感じてチャンスをつかむためにはどうしたらいいのでしょうか?
 第一に依頼された事は確実にやり遂げることです。これは仕事でもプライベートなことでも何でも同じですが、頼まれたことは完璧にこなすことです。完璧にこなす、ということは、自分がやったと感じるだけではなくて、依頼した人が、この人にお願いして良かったと感謝して、次回もぜひお願いしたいと思うぐらい、素晴らしいことをする、ということです。こうすれば、依頼された、つまり、チャンスという芽を生かして、チャンスをつかんで、次につなげたという意味で、チャンスを生かした、ということです。ここで大切なことは、次につなげること、つまりは次につながるようなことをしないと、チャンスを生かした、とは言えないということです。
 ところが現実は、チャンスを生かしきれない人が多いのです。チャンスを与える側からすれば、チャンスの与えがいのない人、ということになりますが、せっかくチャンスを与えているのに、そのチャンスを生かしきれないので、次の依頼ができない、すなわち、次につながらないのです。
 いつものように野球にたとえるならば、2軍でいい成績を残したので1軍に引き上げてピンチヒッターとして起用する、としましょう。2軍で頑張ったというチャンスの芽があったからこそ、1軍でピンチヒッターに起用されるというチャンスをつかんだのです。では、このチャンスを生かすにはどうしたらいいのでしょうか? それは与えられた1打席を確実にものにすること、すなわち、ヒットを打って塁に出る、ということです。せっかく与えられたチャンスで三振をしてしまったり、ゴロを打ってアウトになってしまったりすると、結果が出なかった、ということで、監督は次にもう1回使おうという気持ちにはなりません。次につながらない、ということで、この場合はチャンスをつかみはしましたが、チャンスを生かしたとはいえないのです。
 与えられたチャンスを確実に生かすためには、努力しかありません。野球選手ならとにかくバッティング練習をするしかないし、プロをめざしているシンガー、役者なら、死ぬ思いで練習して自分を鍛えなければなりません。さらにステップアップをめざしている人は、自分自身のテンションを上げるために、さらにきびしい修業をしなければならないのです。
 チャンスの芽を見逃してしまう人、せっかくつかんだチャンスを生かせない人は、結局のところ自分に甘いのです。自分自身を限界にまで挑戦させて、自分をまず一流の域にまで成長させておかないと、チャンスをつかんで成功することなんてはかない夢なのです。チャンスは自分にきびしく接して初めて生かせるものだ、と私は思います。
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