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由紀さおりが火つけ役となって今、ちょっとした〈ジャズ・ブーム〉です。これを機に〈ジャズ〉を聴いてみましょう! 

 由紀さおりの“快挙”がきっかけとなってジャズに興味を持つ人々が増えているようです。周知のように、由紀がボーカルを担当したPINK MARTINI&SAORI YUKIのアルバム『1969』が世界各国のアルバム・チャートにランクインしたことで、由紀とジャズに対する注目度が俄然高まっています。加えて演歌の女王・八代亜紀がジャズ・アルバム『夜のアルバム』を10月10日にリリース予定とか、松田聖子が米ジャズ界の大御所ボブ・ジェームス率いるユニット“フォープレイ”にゲスト・ボーカルとして参加したとか、人々の興味はジャズに向きつつあり、いうならばちょっとした〈ジャズ・ブーム〉と言っていいでしょう。
 これまでジャズはクラシックに次いで敷居が高いと捉えられがちでしたが、由紀以降、ジャズに親しみを持つ人々が増え、今「ジャズを聴いてみたい」と思っている“大人のマーケット”が切り開かれたようです。そんなときにタイミング良く、キングレコードが〈キング・ヴィンテージ・ジャズ・コレクターズ・エディション〉を立ち上げ、キングレコードが誇る50年代後半から80年代までの日本のジャズ史に残る名盤を2期に分け30タイトルづつリリースを始めました。第1期は7月11日リリース(第2期は12月6日予定)で、不世出の天才ドラマー・白木秀雄、日本のジャズ・ボーカル史に偉大な足跡を残すマーサ三宅、世界的な女流ピアニスト・秋吉敏子、日本のビリー・ホリディこと安田南、他にも若き日の渡辺貞夫、山下洋輔、中村誠一、日野元彦などのアルバムが復刻されています。今回の復刻にあたって担当の柏田圭一プロデューサーは「4つのポイントがある」と言います。
 「ひとつは今のジャズ・ファンの視点に立ち、モダン・ジャズ、ビッグ・バンド、ボーカルなど幅広くセレクションしましたので、ジャズ・ファンだけでなくロック・ファンにも魅力的なラインナップです。ひとつはLPが中古市場で高値をつける未CD化作品や現在入手困難なタイトルも含んでいて一般リスナーだけでなく、マニアの収集意欲も十二分にかきたてます。それに加えて全タイトルをリマスタリングしてオーディオ・ファンも必聴です。さらに価格は税込各1500円(2枚組1タイトルのみ税込2300円)で、お求め易さがうれしいお値段設定です」
 これを機に、本格的なジャズに触れ、自分自身の文化度を高めてみてはいかがでしょうか?まさに〈大人のエンタメ〉です。私もこれを機に本格的なジャズに触れてみようと思い、気になるアルバムから聴いてみることにしました。まずは“伝説のドラマー”としてしか知らなかった白木秀雄の記念すべき初リーダー・アルバム『白木秀雄』を聴いてみて、彼が“不世出の天才ドラマー”といわれる所以が理解できたような気がしました。“日本のジャズ・ボーカルの草分け”マーサ三宅も、その高名は以前から知っていましたが、正直言ってきちんと聴いたことはありませんでしたが、彼女の絶頂期の代表作といわれるアルバム『マイ・フェイバリット・ソングス』を聴いてみて、こんなに“すごいシンガー”がいたのか、と再認識しました。彼女は後進の指導においても実績を残しているし、いわば名シンガーであり名伯楽です。いずれにしても、由紀が起こしたちょっとしたジャズ・ブームから大人の音楽を聴こうという大人のマーケット〈Age Free Music~大人の音楽〉が切り開かれたことは、〈Age Free Music〉提唱者としては嬉しいかぎりです。
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category: 俺が言う!

2012/09/12 Wed. 15:58 [edit]   TB: -- | CM: --

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