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フォーク3大レーベル〈ベルウッド・レコード〉創立40周年企画! 時を越えて蘇った〈ベルウッド・ベスト・セレクション〉 

 〈フォークの3大レーベル〉といえば、URC・レコード、エレック・レコード、ベルウッド・レコードですが、それぞれレーベル・カラーは異なっています。
 URCはインディーズ・レコードのパイオニア。とはいえ設立時(1969年)にはインディーズという言葉自体がなかったために“マイナー・レコード”と呼ばれていましたが。URCは高石ともや、岡林信康、五つの赤い風船、加川良などを擁し、社会に対してメッセージを放つ〈関西フォーク〉を標傍していました。
 エレックは69年に設立されたマイナー・レコードですが、吉田拓郎、泉谷しげる、古井戸、佐藤公彦(ケメ)などを擁し、ヒット曲を出し人気者を作ることによって〈フォークの大衆化〉に貢献しました。
 一方、ベルウッドは、マイナーでもないメジャーでもない特殊なレーベルでした。なぜかというと、キングレコードというメジャーの中に72年に設立されたからです。その意味では、マイナーとメジャーの良さをあわせ持っていたということです。当時ベルウッドを立ち上げた三浦光紀プロデューサーは言います。
 「“新しい日本の歌(ニューミュージック)”を作る場が必要だと思い、72年春にベルウッドを設立します。ぼくの役割はアーティストが持てる力を充分発揮できる場と仕組みを作ることであり、人材はそれに相応しい最高の人を集めようと考えました。ただそれは既存の会社ではなく、自分のレーベルを作らないと出来ないことでした」
 そんな理念の下に三浦さんが集めたのは、小室等と六文銭、あがた森魚、はっぴいえんど、山平和彦、高田渡、加川良、遠藤賢司、などフォーク史にさん然と輝くアーティストたちでした。彼らに共通していることは“フォーク”という新しい表現方法で当時のミュージック・シーンに新風を送り込もうという志を持っていたことです。結果的にこれが現在のJポップの源となるのです。そんなベルウッドが作った宝ともいうべきカタログがベルウッド創立40周年特別企画としてCD全40タイトルが蘇りました。三浦光紀さん総監修で新規ライナー付き、各定価1500円(2枚組のみ2000円)という求めやすさ。その中でも特にお薦めは山平和彦のファースト・アルバム『放送禁止歌』です。表題曲は放送禁止歌に指定され、アルバム収録曲の「月経」「大島節」はわいせつと判断され、このアルバムは発売後即回収(その後「途中」と改題、曲も差し替えて再発)されました。それが40年の時を越えて、オリジナル・バージョンで初CD化されたことは画期的なことです。
 「当時は時が経てば経つほど評価される、価値が上がるものを理想としていました」
 三浦さんのベルウッドに賭けた熱い“志”は40年と言う年月を経て今、結実したようです。
 最後に私なりの〈ベルウッド・レコード・ベスト・セレクション〉を選曲すると以下のようになります。
〈ベルウッド・レコード〉ベスト・セレクション
① サーカス・ゲーム/六文銭
② 放送禁止歌/山平和彦
③ プカプカ/西岡恭蔵
④ サンフランシスコ湾ブルース/武蔵野タンポポ団
⑤ 赤色エレジー/あがた森魚
⑥ びんぼう/大滝詠一
⑦ 風来坊/はっぴいえんど
⑧ さよならアメリカさよならニッポン/はっぴいえんど
⑨ ろっか・ばい・まい・べいびい/細野晴臣
⑩ 忘れたお話/及川恒平
⑪ たまねぎ/山平和彦
⑫ 30才/岩井宏
⑬ 家へ帰ろう/南正人
⑭ 春よ来い/はっぴいえんど
⑮ センチメンタル通り/はちみつぱい
⑯ 雨が空から降れば/小室等
⑰ 自転車にのって/高田渡
⑱ 生活の柄/高田渡
⑲ 東京/小室等
⑳ 蒲田行進曲‘74/あがた森魚
21)俺達に明日はない/オリジナル・ザ・ディラン
22)あしたはきっと/いとうたかお
23)出発の歌―失われた時を求めて―/六文銭
24)面影橋から/六文銭
25)時は過ぎて/ザ・ディランⅡ
26)今宵君と/ザ・ディランⅡ
27)ラブ・ソング/加川良
28)つれづれなるままに/加川良
29)冬ごもり/朝野由彦
30)また恋をしてしまったぼく/中川五郎
31)汚れっちまった悲しみに/友川かずき
32)東京ワッショイ/遠藤賢司
33)恋の汽車ポッポ(第1部)/大滝詠一
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category: 俺が言う!

2012/11/13 Tue. 17:58 [edit]   TB: -- | CM: --

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