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今回の推薦盤はASKA、沢田知可子、中島みゆき、柴田淳の4枚です! 

 今月もたくさんのアルバムを聴きました。そんな中から「これは…」と私の心のアンテナにひっかかったアルバムを紹介したいと思います。アルバムを聴くとき、こんなアルバムがあったらいいなと想定しながら、期待しています。正直に言って、なかなかぴんとくるのは少ないのですが、「これは…」と思えたときのうれしさ、これに勝るものはありません。私のセレクトしたアルバムが皆さんのガイドになれば幸せです。今月は4枚のアルバムを紹介しましょう。それぞれに味があって、何かを私たちに残してくれるはずです。
SCRAMBLE/ASKA

 前作「SCENEⅢ」から7年ぶりのASKAのソロ・オリジナル・アルバムです。彼は現在54歳ですが、アーティストとして転機を迎えているようです。いや人間として、と言った方が正解かもしれません。50代は男にとって更年期であり、同時にそれをどう乗り越えていくのか問われる時期でもあるだけに、人生の節目といえます。その人生の節目にあたっての苦悩と決意がこのアルバムには色濃く反映されているようです。CHAGE&ASKAとして“頂点”を極めたASKAが<オンリーワン>として何を打ち出すのか? その答えはこのアルバムにあるのです。


Adagio/沢田知可子

 デビュー25周年を迎えた沢田知可子のアニバーサリー・アルバム。彼女といえば「会いたい」に代表されるように“涙ソング”ともいうべき“ティアーズ・ソング”の女王と言っていいでしょう。そのことは彼女も十分に意識していて<泣くことによって元気になろう>を信条にして音楽活動を続けているほどです。今回のアルバムは、25周年ということで、そんな彼女のアーティストの“原点”に戻って、泣かせる名曲に焦点を合わせているので聴きごたえは十分です。特に米良美一のために作詞をした「ありのままで」はドキュメンタリーソングで迫力満点。


常夜灯/中島みゆき

 素晴らしい小説を読んだ後に残る“読後感”のようなものが感じられるアルバムです。彼女は恋愛、人生、輪廻などあらゆるテーマを歌に昇華させてしまう深さをもっていますが、このアルバムには彼女のそんな魅力が凝縮されているので、バラエティーに富んでいて聴きごたえがあります。特に「あなた恋していないでしょ」にはドキッとさせられます。「冷たい男になりたくて寂しい男になったのに」というフレーズにはこちらの心を見すかされてしまう怖さがあります。また、人生をスクランブル交差点にたとえた「スクランブル交差点の渡り方」の視点は鋭い。



COVER 70's/柴田淳

 カバー・アルバム・ブームが過ぎて、今はひとつのカテゴリーとして確立されたと言っていいカバー・アルバム。また1枚、素晴らしい名作アルバムが生まれました。アルバムの選曲基準は、彼女が幼少期に、台所から聴こえてきた母親の口ずさむ歌声、いうなら、彼女が子守り唄がわりに聴いていた、それが母親が好んで歌っていた<70年代の名曲>です。「異邦人/久保田早紀」「あなた/小坂明子」などの名曲を彼女は、飾ることなく童謡・唱歌を歌うように素直に歌っています。カバーだからと気負うことなく自然体で歌う、ここに味わいがあるのです。
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category: 俺が言う!

2012/12/06 Thu. 14:52 [edit]   TB: -- | CM: --

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