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大人のラブソングを歌う〈熟恋歌の女王〉ジュディ・オング! 

 『LAST LOVE SONGS~人には言えない恋がある~』はジュディ・オングにとって初めてのカバー・アルバムです。収録曲は全11曲中10曲が1970~80年代にヒットした「どうぞこのまま/丸山圭子」「手紙/由紀さおり」「終着駅/奥村チヨ」「あなたならどうする/いしだあゆみ」など“失恋&悲恋ソング”。そもそもカバー・アルバムをなぜ作ろうと思ったのか?
 「プロデューサーでもあるワーナーミュージック・ジャパンの石坂敬一会長から『ジュディの声でこれらの歌を聴きたい。まずは“別離”(ミーナ)を聴いてみたい』ってオファーがあったんです」
 これがきっかけで制作はスタートしたが、選曲のポイントは?
 「この歌は好きだな、歌いたいなという気持ちがわいた曲を選びました」
 歌い方で苦労したところは?
 「心の中では自分の新曲として考えていましたが、オリジナル曲は皆さんとても個性のある歌い方やお声で、私自身の歌にするにはどうしたもんかなと悩みました。だから、カバーではあるけれどもジュディ・オングの歌になるように、ひとりでずいぶん長い間リサイタルを自分の部屋で開いていました」
 特に“勉強”したのは「手紙」「終着駅」「あなたならどうする」だった、と言う。
 「『手紙』はすごくお勉強しました。自分のものにするのが大変なの。由紀さんのファルセットと地声を行ったり来たりして歌う、そういう音域の部分のお稽古をたくさんしました。『終着駅』はチヨちゃんの声が聞こえてきて、もうどうしよう?という感じだったんですけど、ある日突然、『風になろう、終着駅に吹き込んでくるあの風になろう』と思って歌いました。息継ぎの難しい歌で、肺の中にいつも空気が満杯になっている状態で歌いました。『あなたならどうする』は、こんなに難しい歌はなくて、これは本当にお勉強しまして、自分のスタイルが見つかるまでずいぶんと歌いました」
 そして最後に収録されている「魅せられて~2012 Version~」には「私はこれまで長い年月を歩いてきて強い女になりました。だからこそ、明日に向かって強く生きて行く」という“メッセージ”がこめられています。収録曲全11曲は全て珠玉の名曲ラブソングで、「この歌は好きだな、歌いたいなという気持ちがわいた曲」を選んだ彼女は「私はこんな恋がしたいのよ」という思いで恋愛ドラマの主人公のつもりで演じて歌っているので、10話からなる連作ドラマのようです。むろん10曲は主人公の心情を代弁する主題歌で見事なまでに〈大人のラブソング〉に昇華しています。その意味では、ジュディ・オングこそ大人のラブソングを歌う〈熟恋歌の女王〉です。
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category: 俺が言う!

2012/12/14 Fri. 10:05 [edit]   TB: -- | CM: --

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