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山口かおるの「運命じゃない」は大人同士の濃密な愛を描いた究極の“大人のラブソング”〈熟恋歌〉です! 

 数多いラブソングの中で特に成熟した大人同士の濃密な愛を描いたラブソングを〈熟恋歌〉と私は呼んでいます。
 そんな究極の〈熟恋歌〉がないものかと捜していたときに、たまたま聴いたのが山口かおるの「運命じゃない」でした。正直言って、初めて聴いたとき、ポップス調のミディアム・バラードのメロディーと、ほど良くハスキーで艶のあるボーカルに思わず惹かれました。しかし、詞にはちょっと腰が引けてしまいました。なぜかというと、“寂しい気持ちで 思わずのばした 指の先にちょうど私がいたの”とか、“この胸でいいのなら時間つぶしで 本物の愛しさに出逢えるまで”というフレーズに、男にとってこんなに都合のいい女はありえないと拒絶反応を起こしてしまったからです。演歌でもあるまいし、これはないだろう、と思いながらも、さらに聴いていくと、“どれだけ好きでも あなたにとっては運命じゃないの 私は”というフレーズに瞬時にしてハートを奪われてしまったのです。「どういう意味、これは?」と思ったとき、この歌の“毒”に私はからめとられてしまったのかもしれません。
 歌の主人公の女は、男との別れがいずれ来ることがわかっていながらも付き合っている。しかも、その別れの理由も自分の中ではわかっている。それも男にとって私は“運命の女”ではない、ということを。それでもその別れの日が来るまでは……。ふつうなら、とっとと別れてしまった方がいいに決まっていますが、彼女はあえて自分の意志でそう決めているのです。男にとって私は“運命の女”ではないので、いずれ別れの日はやってくる。しかし、その日がたとえ来たとしても彼女は決して動じないのです。なぜならば、自分の運命を知っているので、腹が決まっているからです。つまり、彼女は男から捨てられる悲しい〈弱い女〉ではなく、自分から運命を受け入れて、それでも明日に向かって乗り越えていく〈強い女〉なのです。その意味では、この主人公は昔ながらの〈弱い女〉に見えるかもしれませんが、実は自分の運命をも乗り越えてしまう現代に強く生きる女性の理想像なのです。山口かおるは言います。
 「この曲をいただいたときに、始めは悲しい、切ない、重たい歌かと思ったんですが、逆に曲調はポップで、そのギャップにビックリしました。あれ? 悲しく聴こえないと思って、何度か聴いているうちに、表向きは悲しい女性が主人公なのですが、その裏側に隠された真実は、それでも明日に向かって強く生きていく女性の本音がこの歌のテーマということに気づいたんです。そう思ったときに、すんなりと歌うことができました」
 まさに彼女の言う通りです。「運命じゃない」は大人のリアルな愛を歌っています。“どれだけ好きでも あなたにとっては 運命じゃないの 私は”という、このリアリティーに及び腰の現実生活を送っている私たちは衝撃を受け、瞬時にしてハートを鷲づかみにされてしまうのです。山口かおるの「運命じゃない」は私が探し求めていた究極の〈熟恋歌〉です。素晴らしい〈熟恋歌〉は“大人の恋愛”にとっての“テキスト”です。恋愛小説を読んで主人公の追体験をすることによって“愛の真理”が理解できるように、大人のラブソング〈熟恋歌〉を聴き、歌の主人公になりきることで、追体験を通して女性として、ひとまわり成長できるのです。「運命じゃない」を聴いて、自分にとっての〈運命の人〉をイメージしてみて下さい。
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category: 俺が言う!

2013/04/18 Thu. 13:52 [edit]   TB: -- | CM: --

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