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森山良子はあえてクラシックにチャレンジすることで、自分の中に眠っていた新しい魅力を引き出すことに成功しました! 

 森山良子ほど実績のあるキャリア・アーティストは、あえて冒険なんかしなくても、”昔の名前で出ています”で十分にやっていけます。ましてや昨今の彼女は「涙そうそう」「さとうきび畑」が大ヒットして現役の第一線に立っているトップ・ランナーでもあるからです。そんな彼女の”チャレンジ”は常識的には無謀な賭けと言われてもしかたがありません。
 しかし、彼女はニュー・アルバム「Ryoko Classics」で果敢にも「クラシックへチャレンジ」しました。中学生の頃からクラシックをやってきたという彼女ですが、これまではフォーク、ポップス、ジャズなど様々なジャンルにチャレンジしてきましたがクラシックを披露する機会がなかった、と言います。
 「私たちの年頃になると、肉体的にあとどのくらいエネルギーを使って歌える時間が残っているのだろうと考えてしまいます。だとしたら力が出せるうちにやっておこうと思うじゃない。私はボーカルが好きなの。で、能力があるとしたら何でもやってみたいの。そう考えたとき、クラシックにチャレンジして形に残したいと思ったんです」
 とはいえ、クラシックの歌唱法は、フォーク、ポップス、ジャズとは根本的に違っているので、ドイツから講師を招いて一から指導を受けました。つまり、大変な苦労と労力を費やしたというわけです。そこまでしてなぜ?
 「フォークソングやポップス、ジャズはもともと枠がないから自由に歌えます。しかし、クラシックは、ある意味、ここはこうでなければという規制の中でどう個性を出すかが勝負です。とても難しいですが、エネルギーが全力で出せるうちにチャレンジできて良かったです」
 前作アルバム「すべてが歌になっていった」で彼女はプロデューサーの鈴木慶一と組むことで従来のイメージをあえてぶち壊し、自分の中に眠っていた新しい魅力を引き出すことに成功しました。
 「ジャズをやったり、いろいろなことをやって、私なりにチャレンジしてきたつもりですが、うまい方法論が見つかりませんでした。それを慶一さんが引き出してくれて、私なりのバラエティーが出せたと思っています」
 そして今回も同様にチャレンジしたことによって、クラシックの名曲「アヴェマリア」などを中心に、映画主題歌「星に願いを」やミュージカル、日本の名曲に自作曲まで、シンフォニー・オーケストラ、弦楽オーケストラとコラボレートして極上のボーカル・アルバムができあがったのです。彼女はあえてチャレンジすることで、自分の中に眠っていた新しい魅力を引き出すことに成功したのです。そんな彼女のチャレンジ精神が、同世代を生きる人たちを励ます“応援歌”となっているのでしょう。
 彼女は6月8日公開の映画「箱入り息子の恋」(市井昌透監督)に出演して、主演の星野源の母親役としても新たなチャレンジをしています。
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category: 俺が言う!

2013/05/02 Thu. 18:14 [edit]   TB: -- | CM: --

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