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“名曲ラブ・ソング”はいつの時代にも必要! 

 〈名曲ラブ・ソング〉はどのようにして生まれるのでしょうか?〈名曲ラブ・ソング〉の歴史をひもといてみましょう。
 ラブ・ソングと一言でいっても、様々なタイプがありますが、大きく2通りに分けられます。失恋をテーマにした〈ロスト・ラブ・ソング〉と恋愛を前向きにとらえた〈ハッピー・ラブ・ソング〉です。イメージとしては〈ロスト・ラブ・ソング〉が“哀しい”で〈ハッピー・ラブ・ソング〉は“喜び”です。
 1970年代、フォーク、ニューミュージック時代はほとんどが“ロスト・ラブ・ソング”でした。
〈ロスト・ラブ・ソング〉
 かぐや姫『神田川』、井上陽水『心もよう』、風『22才の別れ』、イルカ『なごり雪』、オフコース『さよなら』、松山千春『恋』。
 1980年代。ニューミュージックからポップス、ロックへの移行期は、〈ハッピー・ラブ・ソング〉が増えましたが、〈ロスト・ラブ・ソング〉のほうがまだ数の上では優っていました。
〈ロスト・ラブ・ソング〉
 山下達郎『クリスマス・イブ』、竹内まりや『駅』、中島みゆき『悪女』、プリンセス・プリンセス『M』、村下孝蔵『初恋』。
〈ハッピー・ラブ・ソング〉
 ハウンド・ドッグ『ff』、浜田省吾『もうひとつの土曜日』、松任谷由美『守ってあげたい』。

 1990年代。J・ポップの時代になると、〈ハッピー・ラブ・ソング〉が〈ロスト・ラブ・ソング〉を逆転し始めました。
〈ロスト・ラブ・ソング〉
 辛島美登里『サイレント・イヴ』、THE虎舞竜『ロード』。
〈ハッピー・ラブ・ソング〉
 KAN『愛は勝つ』、小田和正『ラブ・ストーリーは突然に』、CHAGE&ASKA『SAY YES』、米米CLUB『君がいるだけで』、ドリームズ・カム・トゥルー『LOVE LOVE LOVE』、今井美樹『PRIDE』、安室奈美恵『CAN YOU CELEBRATE?』、ウルフルズ『バンザイ』、スピッツ『空も飛べるはず』。

 70年代、80年代、90年代とそれぞれの年代を代表する“ラブ・ソング”を調べていくうちに、面白いことがわかりました。70年代には〈ロスト・ラブ・ソング〉一色だったのに、80年代、90年代へと移行するに伴って、次第に〈ハッピー・ラブ・ソング〉が増えていき、90年代後半になると、比率が逆転したんです。90年代を見ますと、『愛は勝つ』『ラブ・ストーリーは突然に』『SAY YES』など大ヒットした曲はすべて〈ハッピー・ラブ・ソング〉です。
 なぜそうなったんでしょうか?おそらく日本人の意識がマイナス思考からプラス思考へと変わったからではないでしょうか。恋愛もあくまで自分の意志で決める。特に、自分の意志を持つ女性が多くなりました。捨てられてもひたすら耐える“おしん”的女性から、別れるのなら自分から別れを言うような強い女性が増えました。それに伴って、ポジティブ人間が多くなったんです。そんな意識の変化が〈ハッピー・ラブ・ソング〉という前向きな歌を生み出したんでしょう。
 とはいえ、〈ロスト・ラブ・ソング〉は主軸です。形を変えてポジティブな〈ロスト・ラブ・ソング〉として健在です。『TSUNAMI』や『桜坂』は、これまでのような男と女の恋の苦しみや暗部を描いた暗くて重いラブ・ソングとは異なり、心の動きや感情を素直にさらけ出したからこそ、“恋愛の心の良薬”として、たくさんの人たちに受け入れられたのでしょう。
 恋愛は歌の永遠のテーマです。今、求められているラブ・ソングとは何か?聴き手はラブ・ソングを聴くことによって、ときには苦しみをやわらげられ、ときには燃えるような情熱をかき立てられ、ときにはそこにある幸福を演出できます。万葉集や古今和歌集の太古の時代から恋の詩はありました。人は恋をすると歌わずにはいられないのでしょう。人は常に恋をしていたい、愛していたいし、愛されたい。それが最も人間らしい感情です。どんなに時代が変わっても、人間が人間らしくあるかぎり、ラブ・ソングは必要とされるに違いありません。だからこそ〈名曲ラブ・ソング〉も生まれるんだ、と私は確信しています。
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category: 俺が言う!

2013/11/06 Wed. 10:44 [edit]   TB: -- | CM: --

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