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〈エキスプレス〉こそ〈Jポップ〉の紛れもない〈航空母艦〉なのだ! 

 3枚組コンピレーション・アルバム「エキスプレス・レーベル45周年アニバーサリーベリー・ベスト・アルバム」を作るにあたって、エキスプレス・レーベルから過去にリリースされた全シングル作品(約1200曲)のリストをながめながら選曲していて、改めて思ったことは、〈エキスプレス〉はすごいレーベルなんだな、ということでした。
 もちろんこれまでも〈エキスプレス〉のことは知っていたし、日本を代表するレーベルだということも認識はしていました。しかし、今回ほど〈エキスプレス〉のレーベル・カラー及び、その存在意義を強く認識したことはありませんでした。
 現在のJポップを中心とするミュージック・シーンを切り開いたパイオニア的レーベルは〈URC〉、〈エレック〉、〈ベルウッド〉の3大レーベルです。それぞれカラーは異なっています。
 URCはインディーズレコードのパイオニア。とはいえ設立時(1969年)にはインディーズという言葉自体がなかったために“マイナーレコード”と呼ばれていましたが、URCは高石ともや、岡林信康、五つの赤い風船、加川良などを擁し、社会に対してメッセージを放つ〈関西フォーク〉を標榜していました。
 エレックは69年に設立されたマイナーレコードですが、吉田拓郎、泉谷しげる。古井戸、佐藤公彦(ケメ)などを擁し、ヒット曲を出し人気者をつくることによって〈フォークの大衆化〉に貢献しました。
 ベルウッドは、マイナーでもない、メジャーでもない特殊なレーベルでした。なぜかというと、キングレコードというメジャーの中に72年に設立されたからです。その意味では、マイナーとメジャーの良さをあわせ持っていたということです。小室等と六文銭、あがた森魚、はっぴいえんど、高田渡、加川良などが所属していて、彼らに共通していることはフォークという新しい表現方法で当時のミュージック・シーンに新風を送り込もうという志を持っていたことです。結果的にこれが現在の〈Jポップの源〉となるのです。
 〈関西フォーク〉のURC、〈フォークの大衆化〉のエレック、〈Jポップの源〉のベルウッドと、3大レーベルはわかり易いレーベルカラーで、ミュージック・シーンに一石を投じ、新しい地平を切り開いたのです。
 一方、〈エキスプレス〉はというと、メジャー・レコード会社が立ち上げたレーベルだけに、マイナーレーベルとは違う大きなスケールとカラーを持っていました。それを一言で言うならば、新しいミュージック・シーンを切り開くにあたっての〈航空母艦〉だった、ということです。
 〈航空母艦〉とは多数の航空機を乗せ、それを発着させるための軍艦で、〈エキスプレス〉という母艦には、それぞれジャンルの異なる飛行機がたくさん揃っていたのです。たとえば〈グループ・サウンズ(GS)〉という飛行機からは、ザ・ワイルド・ワンズなど、〈カレッジ・フォーク〉からはザ・リガニーズ、フォー・セインツなど、〈アングラ・フォーク〉からはザ・フォーク・クルセダーズなど、〈歌謡ポップス〉からは由紀さおりなど、〈フォーク〉からは赤い鳥、杉田二郎、りりィなど、〈ロック〉からはクリエイション、甲斐バンドなど、そして〈ニューミュージック〉からは荒井由実、尾崎亜美、ハイ・ファイ・セットなどが大きくはばたいていきました。その意味では〈エキスプレス〉は新しいジャンルを切り開いていったアーティストたちのホームグラウンドだったのです。〈航空母艦〉がしっかりしていたからこそ、アーティストたちは安心して戦って、それぞれが新しい切平を切り開くことができたのです。その意味では〈エキスプレス〉こそ〈Jポップ〉の紛れもない〈航空母艦〉なのです。
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2013/11/29 Fri. 10:01 [edit]   TB: -- | CM: --

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