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多田周子の〈日本のうた〉は、〈歌のマイナス・イオン〉を生み出す〈心のシャワー〉そのものです! 

 多田周子は前作アルバム「mikan」で彼女独自の世界を確立しました。「ふるさと」「赤とんぼ」「夕焼け小焼け」など誰もが知っている“叙情歌”を、“清酒”が長い年月を経て熟成されて“吟醸酒”に生まれかわるように、多田周子というフィルターを通すことで、人生という長い熟成期間を経て“吟情歌”という“大人の歌”に生まれかわらせたのです。その意味では、彼女が歌う大人のための新しい〈日本のうた〉が紛れもなく時代が求めている〈吟情歌〉なのです。
 彼女の〈吟情歌〉がさらに進化したようです。“叙情歌”を新しい“日本のうた”〈吟情歌〉にかえる彼女しか持っていない酵母が化学反応を起こし新しい魅力を生み出したのです。私たちは家から一歩外に出ると、仕事や街のノイズによって、知らないうちにトランス状態に入ってしまいます。だからこそ、そんなトランス状態から解放されるためにはクールダウンが必要不可欠なんです。火照った体や緊張した精神を鎮めるためには“心のシャワータイム”が必要です。しかし、ヒートアイランド現象によって、町中で“心のシャワー”を浴びることはほとんど不可能です。公園における森林浴もままなりません。だとしたら必要不可欠の〈マイナス・イオン〉はどこから補給したらいいのでしょうか。そんなときに多田周子のCD「ふるさと」を聴きました。これぞ〈歌のマイナス・イオン〉であり、私たちが求めていた“心のシャワー”です。
 彼女の〈吟情歌〉を聴いていると、全身に〈歌のマイナス・イオン〉を浴びて疲れた心が癒されて解放されます。シャワーを浴びて、心も体もリフレッシュして、また明日の活力を取り戻す。そんな“心のビタミン剤”が今の私たちに一番必要なものです。多田周子の〈日本のうた〉は、〈歌のマイナス・イオン〉を生み出す〈心のシャワー〉そのものなのです。
 〈歌のマイナス・イオン〉を発する多田周子の新しい“日本のうた”〈吟情歌〉は一朝一夕にしてなったのではありません。最大の試練は、声楽歌手をめざし、音大卒業後、オーストリアのモーツァルテウム音楽院で博士号取得をめざしていた時。
 「何度歌っても教授は『NO!』。どうしていいかわからなくなった時に助教授が、『周子の故郷の歌を歌ってみたら』と助け舟。それで“赤とんぼ”を歌ったら“ジャパニーズ・ミラクル”と褒められたんです」
 ドイツ語ではなく日本語で歌ったときに初めて日本人としての感性が花開いたのでしょう。以来、彼女は日本人であることを再確認して、帰国後はクラシックではなく、童謡、唱歌など“日本の歌”にこだわって歌うようになりました。そして様々なチャレンジを繰り返して〈吟情歌〉にたどりついたというわけです。多田周子の〈歌のマイナス・イオン〉を全身に浴びて欲しいものです。きっと世界が変わるはずです。
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category: 俺が言う!

2013/12/11 Wed. 15:08 [edit]   TB: -- | CM: --

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