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新井満が新しい賛美歌(聖歌)を作りました。それが組曲「神様のシンフォニー」です! 

 秋川雅史が歌ってミリオンセラーを記録した「千の風になって」の作者でもある芥川賞作家・新井満が、今度は4楽章からなる組曲「神様のシンフォニー」を発表しました。
 「最近、新しく賛美歌(聖歌)を作る作曲家って世界中にいないらしいですよ。ところが、久しぶりに珍しく新井が賛美歌を、21世紀の聖歌として作ってしまったんです」
 なぜ新井が賛美歌を作るようになったのでしょうか?
 「主よ、私をあなたの平和の道具にして下さい」と始まる「アシジの聖フランシスコの平和の祈り」と呼ばれる有名な祈禱文があります。マーガレット・サッチャー英国元首相やノーベル平和賞受賞のマザー・テレサなどが演説をするときにたびたび引用してきた言葉です。この有名な祈禱文に新井が翻訳にチャレンジをしました。そのきっかけは「今から40年以上も前に見た〈ブラザー・サン シスター・ムーン〉(72年)というイタリア映画です」と新井は言います。
 「ここに描かれていた若いころのフランシスコ青年に共感したんです。800年も前のことですが、そもそも大金持ちの商人の息子として生まれて、青年時代は放蕩息子です。ところが23歳の時に突然天啓がくだって改心するんです。そして信仰の道を歩き始めた」
 そんなことがあったので「いつかは」と思っていた新井ですが、翻訳をやろうと突き動かした動機があるのです。
 「世界中にたくさんの翻訳バージョンがあるとわかって、では一番正しいものを作ろうと思ってチャレンジしたんです。」
翻訳のポイントは「Make me an instrument of peace」の「instrument」にある、と言います。
「確かに道具という意味ではあるが、アシジの聖フランシスコにふさわしい翻訳は“楽器”ではなかろうか、と私は思いついたんです。で、『神様、どうか私を楽器にしてください』と訳したんです。そうしたら、私を小さな楽器にしてくれたら、他の多くの“楽器”たちと一緒に神様の平和のシンフォニーを奏でます、というふうにイメージが広がったんです」
翻訳すると結果的に56行という長い祈禱文となったので、新井はこれを4楽章からなる組曲「天使のシンフォニー」に仕上げたのです。
「フランシスコの平和の祈りが世界中に広がって欲しい」と願う新井の“想い”が新しい賛美歌を作らせた、というわけです。
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category: 俺が言う!

2014/06/09 Mon. 14:02 [edit]   TB: -- | CM: --

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