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今回の推薦盤は中村あゆみ、城南海、家入レオ、せきぐちゆきの4枚です! 

 今回もたくさんのアルバムを聴きました。そんな中から「これは…」と私の心のアンテナにひっかかったアルバムを紹介したいと思います。アルバムを聴くとき、こんなアルバムがあったらいいなと想像しながら、期待しています。正直に言って、なかなかぴんとくるのは少ないのですが、「これは…」と思えたときのうれしさ、これに勝るものはありません。私のセレクトしたアルバムが皆さんのガイドになれば幸せです。今回も4枚のアルバムを紹介しましょう。それぞれに味があって、何かを私たちに残してくれるはずです。
中村あゆみ/カメレオン

デビュー30周年記念ニュー・アルバムは1年8ヵ月ぶり15枚目のオリジナル・アルバム。テーマは〈中村あゆみの知らない“中村あゆみ”〉。どういうことかといいますと、「今まで私が自分で気がつかなかった部分の中村あゆみを披露していきたい」。そのために玉置浩二、宮沢和史、尾崎亜美、伊藤銀次ら豪華アーティストに曲を依頼し、これまで歌ってこなかったことに挑戦し新しい魅力を引き出しているのです。デビューから30年。彼女はどんな年月を過ごしてきたのでしょうか。美しく年を重ねた現在の彼女の実力を十分に発揮した極上の大人の歌です。


城南海/サクラナガシ

奄美大島では散った緋寒桜の花びらを流す2月頃に降る雨を〈サクラナガシ〉と言うそうです。想いをこめた歌を花びらにたとえ、たくさんの人たちに伝えたいという彼女の意志から名づけられたタイトル。これは彼女にとって初めてのカバーですが、カバーを超えてオリジナルになっています。なぜか?彼女の最大の魅力である“グイン”(奄美に伝わる独特のこぶしをきかせた歌唱法)を効果的に使うことによって、原曲の良さを損なわずに、そこに自分の個性をプラスすることに成功しているからです。“グイン”と安定感のある歌声。これが彼女の武器です。


家入レオ/20

タイトルからわかるように彼女が20歳を迎えた節目のアルバムです。体の成長だけ見れば20歳はもう十分大人だし、世間からも大人扱いされるようになります。だが、体は大人でも心には子供の部分が残っているという矛盾を抱え、悩みながら成長するのが20歳という年令ではないでしょうか。今の生活に不満があるわけでも不幸せなわけでもないのに、なぜか満たされない気持ちになってしまう、ということを一度は感じたことがある人は多いでしょう。そんな潜在化の本音が彼女の歌にはあります。彼女の“これまで”と“これから”の繋ぎ目のアルバムです。


せきぐちゆき/あなたと出逢えたこの街で~うたうたの唄4~

せきぐちゆきといえば女の“情念”を歌わせたらピカ一の存在です。「素顔~愛すべき女たち~」(第53回日本レコード大賞優秀アルバム賞受賞)は言うに及ばず、次作の「衝動~魔物が暴れ出す時~」は色にたとえるなら“真っ黒”、そして続く「心絵~人が空を見上げる時~」は聴き終わった後に深く考えさせられるアルバムでした。そんな真っ黒な彼女が、〈うたうたの唄〉シリーズではなぜか正反対に明るくポップになります。〈うたうたの唄〉は彼女の地元・栃木県を歌った作品集で彼女のもう一方の魅力にあふれています。こちらも勧めたい1枚です。
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category: 俺が言う!

2015/04/20 Mon. 11:48 [edit]   TB: -- | CM: --

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