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良質な音楽書は深く理解するためのテキスト! 

 良質な音楽書はアーティストや歌をより深く理解するためのテキストとなります。
 『友川カズキ独白録 生きてるって言ってみろ』(白水社刊)は読み終えると無性に友川の代表作「生きてるって言ってみろ」を聴きたくなります。自身の半生と折々の想いを語り起こした本作は、中学2年で出会った中原中也の詞から受けた衝撃、バスケットボールに熱く入れこんだ高校時代、土木作業員など肉体労働をしながら歌い続けてきた日々が描かれています。
あたかも友川本人と酒を酌み交わしながら話を聞いているような語り口は読み易く心に染みこんできます。しかし、「ひとりじゃなきゃなんにもできない」というメッセージは強烈です。「やっぱり群れたらオシマイ。それだけは私、はっきりと言える」と彼は言う。生きるということはそういうものだ、と思えてくるから不思議です。
 どうしてヒット曲は生まれるのか?日常何気なく音楽を聴いている中でふと抱くこの疑問にヒントを与えてくれるのが『歌えば何かが変わる 歌謡の昭和史』(篠木雅博、佐藤剛著、徳間書店刊)です。Perfumeを初めて聴いたとき「正直言って何を歌ってるのか全然わからなかった」と篠木雅博プロデューサーは言う。「でも、分からないということは、たぶん若い人たちにとっては良いのだろう」と発想転換。このあたりにヒットのツボはあるのかも?
 音楽評伝の名著『安井かずみがいた時代』(島崎今日子著、集英社刊)は「危険なふたり」「わたしの城下町」など数々のヒット曲を書き、時代を駆け抜けた伝説の作詞家、安井かずみの素顔に肉薄するノンフィクション作品。彼女の人生には「なぜ?」という疑問が多い。この疑問を著者は、コシノジュンコなど26人の関係者を取材して、ひとりずつ証言者として立てるという見事な手法で解き明かします。証言を読んで答えは読者がそれぞれ出すということです。

『友川カズキ 生きてるって言ってみろ』
友川カズキ著 (白水社 1900円+税)

『歌えば何かが変わる 歌謡の昭和史』
篠木雅博、佐藤剛著 (徳間書店 2000円+税)

『安井かずみがいた時代』
島崎今日子著 (集英社 1700円+税)
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category: 俺が言う!

2015/07/16 Thu. 16:19 [edit]   TB: -- | CM: --

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