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「なんの思想もなくて、快適に聞ける」のが井上陽水独特のポップスです! 

〈井上陽水コンサート2015「UNITED COVER 2」の追加公演が3月19日(土)、NHKホールで行なわれました。
 注目すべき1曲目は「ミスコンテスト」。バック・バンドの演奏のサウンドと陽水の歌が絶妙のバランスでした。歌がサウンドにこれほど溶けこんでいるのはなかなかあるものではありません。のっけからフル回転とはさすが陽水と思っているうちに、2曲目「カナリア」、さらに3曲目「Make-up Shadow」と盛りあがっていく。このあたりは陽水ならではのポップ・センスと言っていいでしょう。
 一段落ついたところで、陽水の挨拶、今回は「徳を積む」のがテーマだと言う。一日、なんでもいいから善行をして“徳を積む”といいことがあるという、陽水ならではの禅問答にお客さんは大喜び。
 そして次は、これにはびっくりしました。デビュー・アルバム「断絶」から、なんと「断絶」を昔のように生ギターの弾き語りで歌ったのです。しかも、オリジナルに近い形でボーカルにメリハリをつけて、これぞ“フォークの神様”という雰囲気で、時は一気に40年以上も前の1972年あたりにフラッシュバックしました。と同時に44年という時間差を意識せざるをえなくなり、“あの頃”と“今”とを瞬時にして思い出し比較した人は多かったと思います。
 歌はこのように一瞬にして時空を越えてしまう力があります。陽水の歌う「断絶」1曲によって時空を越えて自由に行き来できるということはこんなに幸せなことはありません。もうこのあたりから陽水ワールドに引き込まれてしまった、と言っていい。
 「断絶」の後はどんな展開になるのか予想もできないでいると。話題はカバー・アルバム「UNITED COVER 2」の話になり、その中から両極端な2曲が選ばれました。1曲はユーミンの「リフレインが叫んでる」、もう1曲は吉田拓郎の「りんご」。陽水がユーミンの曲を歌うとどうなるのか?共にポップ・センスをベースに持っているだけにしっくりとくるポップスに仕上がっていました。一方「りんご」の方は、盟友でありライバルでもあり、音楽的には水と油の両者ですが、陽水が拓郎の曲を歌うと、上手い具合いに化学反応がおきるのか、まったく新しいJポップが生まれたようです。このあたりが陽水のすごいところか?そんな想いを持って、改めて「UNITED COVER2」を聴いてみると、このアルバム、単なるカバー・アルバムを越えて陽水のオリジナル・アルバムになっているようです。
 15分の休憩の後、第2部がスタート。出だしは「ジェラシー」、この曲は叙情派フォークの旗手・陽水が、新しい“ポップス”を創造しての初めてのヒット曲でした。この後は「とまどうペリカン」、「バレリーナ」などときて、このあたりは陽水のポップス・ワールドの真骨頂。そして終盤は「最後のニュース」から「氷の世界」などへとつないで、見事な着地。アンコールはパフィーに書いた「渚にまつわるエトセトラ」、「夢の中へ」「夏の終りのハーモニー」で幕。
 見終わっての感想は、生ギターの弾き語りから、カバーを交えて、ポップスまでバラエティーに富んでいて、聴きごたえがあり、なおかつ楽しかった。まさしく、これぞ大人が楽しめる“良質な音楽”〈Age Free Music〉でした。
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category: 俺が言う!

2016/06/13 Mon. 11:01 [edit]   TB: -- | CM: --

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