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山崎育三郎は〈とんだ掘り出し者シンガー〉です! 

 ミュージカル界のプリンス“山崎育三郎”は、私の見立てによると〈とんだ掘り出し者シンガー〉かもしれません。なぜそう思うのか? というと彼の最新カバー・アルバム「1936~your songs~」を聴くと彼の歌には彼ならではのオリジナリティーが確立されているからです。
 ミュージカル出身のシンガーがJポップをカバーして歌うと何か違和感を感じてしまうのは私だけではないでしょう。ミュージカル出身のシンガーのほとんどは声楽出身なので譜面に忠実に歌うので言葉は明瞭に聴こえてくるが、グルーブ感とかリズム感に欠けているのでなぜかうす味に聴こえてしまうのです。一方、Jポップ・シンガーが歌うとグルーブ感があってリズムに乗るとカッコ良さは出ますが、逆に言葉が聞こえづらくなってしまう。つまり、声楽とポップスの唱法とでは、言葉を聴かせようとして言葉を立てるとリズム感とかグルーブ感が出ないし、方や、グルーブ感、リズム感を強調すると言葉が聴こえてこないのでミュージカルにおいてはストーリーを追えないということになるのです。その意味では、ミュージカルとポップスの唱法は二律背反ということになります。だからこそ、ミュージカル出身のシンガーがミュージカル以外で大ヒット曲を飛ばすことは難しいのです。
 しかし、そんな厚い壁を壊そうとしているのが山崎育三郎です。彼はすでにミュージカル界のプリンスですが目標は高い。ミュージカルと一口に言っても幅は広い。クラシックが使われてる〈オペラ座の怪人〉のようなクラシカル的な要素が多いミュージカルもあれば、ロック要素の多いロック・ミュージカルのようなものもあります。ふつうはどちらか得意な方をやるということになりますが、彼はそうは考えていません。
 「お芝居と一緒で、役によって声のとらえ方が芝居でも変わるように、僕は歌でも変わると思っているので、役柄として求められたらそういう歌い方もできるようになりたいと思っています」
 「俳優のキャラクターとか声とかっていうのは演出家が決めますよね。『何、出身なの? クラシックか。じゃあ、あなたはこの役。あなたはロック歌手か? だったらこの役が合うだろうな』っていうのがあるので……。その人がどういう音楽に触れてきたのかっていうので役柄が変わるっていうのはありますよね。自分の場合はどっちもやりたくて役によって変われたら面白いなっていうのがあるので、クラシックだけじゃなくていろいろやっていきたいっていうのがあります」
 彼はそのためにクラシックの基礎を学ぶだけではなく応用力をつけるために自分なりに考えて勉強を続けているのです。高校2年のときには、学校でイタリア歌曲とか日本歌曲を学びながらアメリカのミズーリ州に留学をして、そこではゴスペルなどクラシックとはまた違う勉強もしました。そして帰国して、大学は東京音大声楽科に入学しました。
 クラシックもポップスも何でも歌えるミュージカル俳優をめざして彼は日々精進しています。そんな彼の名刺がわりでもあり、またオールマイティーなミュージカル俳優としての高らかな宣言が今回のカバー・アルバム「1936~your songs~」なのです。
 このアルバムで彼は「青春の影/チューリップ」「君は薔薇より美しい/布施明」「糸/中島みゆき」など様々なジャンルにチャレンジしています。カバーをするということは絵に例えるならばオリジナル曲はデッサンと言っていい。いずれも名曲なのでデッサンは既に素晴らしいものができあがっています。となると後はどんな手法で色をつけていくのが勝負となるのです。水彩画が得意な人は水彩画で、油絵が好きな人は油絵でどうデフォルメできるのかが勝負となります。この場合、どうしても水彩画か油絵、どちらかになってしまいますが、山崎の強さはデッサンに合わせて水彩画と油絵を見事に使いわけることができる、ということです。水彩画と油絵を自由自在に使いわける天才画家ということが音楽においても置き換えることがきるのです。
 メジャーなミュージック・フィールドで勝負できる山崎育三郎は〈とんだ掘り出し者シンガー〉である、と私は確信しています。

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category: 俺が言う!

2016/11/09 Wed. 14:55 [edit]   TB: -- | CM: --

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