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なぜ今、きたやまおさむさんは歌うのか? 

きたやまおさむさんは私にとって吉田拓郎さんと並んで特別な存在です。1971年、20歳のときに私は、ラジオの深夜放送で拓郎さんの「今日までそして明日から」を聴いて「このままではいけない。何かをしなければ」と思い大学を中退しました。しかし、その何か?がわかりませんでした。そんなときに、きたやまさんが作詞をした「戦争を知らない子供たち」(歌・ジローズ)と彼が書いた同名の単行本を知りました。“戦争を知らない子供たち”というキャッチコピーが戦後生まれを的確に表現していたことで、この歌はたくさんの若者たちの心をとらえました。またネーミングの素晴らしさが“世代”を見事に表現し〈戦争を知らない子供たち〉は歌を超えて本もベストセラーになることで社会現象にまでなったことは特筆されます。つまり、きたやまさんのメッセージがたくさんの人々の共感を呼び彼は“オピニオン・リーダー”になったのです。「彼のようになりたい」と思った私は音楽評論を書き始めたというわけです。
しかし、71年10月にきたやまさんは音楽界を引退。私がフォーク専門誌「新譜ジャーナル」に投稿して音楽評論家としてデビューしたのが71年10月のこと。くしくも、きたやまさんと私は入れ違いということになります。あれから45年が経ちましたが、私は常に「もしもきたやまさんならどう言うだろうか」と考えながら発言してきたつもりです。一方、きたやまさんは精神科医として開業しながら、大学教授としても自分の道をきわめてきました。そして10年に九州大学大学院を定年退職した後は気がむいたときに音楽活動をしていましたが、そんな彼が今、「歌わずにはいられない」と言う。作詞やプロデュース業はしてはいたが、自分で歌うことには消極的だった彼がなぜ今歌うのでしょうか?
 「別れが重なり、喪失感が身にしみる。もちろん、振り返っても、振り返っても風が吹いているようだし、待っても待っても過ぎ去った時間は帰ってこない。確かに、過去に向かい、力いっぱい呼んでも呼んでも誰も戻ってはこない。それはわかっている。しかし、こういうときこそ、あの素晴らしい愛をもう一度と歌いたくなる。それしか方法は思いつかない。つまり、消えた人びとを呼び出すためにこそ歌は生まれたのだから。だから、今ほど音楽の力を借りてみたいと思ったことはない。私にはこれしかないのだから、歌わずにはいられないのだ」
 彼が歌うことに求めた“想い”を私はぜひ知りたいと思う。ということで、私がプロデュースする今年の〈フォーエバーヤング〉はきたやまさんにゲストで出てもらいます。6月18日に長野県須坂市メセナホールで開かれる〈フォーエバーヤング〉に出演するきたやまおさむさんのメッセージを生で受け取って下さい。
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category: 俺が言う!

2017/05/15 Mon. 15:41 [edit]   TB: -- | CM: --

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