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〈エイジフリー・ミュージック〉レーベルは時代が求めるあらまほしきヒット曲を生み出します! 

 〈エイジフリー・ミュージック〉レーベルを立ち上げて3年目に入ります。そこで〈エイジフリー・ミュージック〉の原点を再確認したいと思います。そのためには〈エイジフリー・ミュージック〉のきっかけとなった「千の風になって」を検証したいと思います。
 『千の風になって』は芥川賞作家の新井満が2001年に私家盤として30枚だけプレスしたものでした。この曲にタイアップは付いていません。その意味では“歌力”で自力で浸透していったのです。ただきっかけはあります。03年、8月中旬に新井満は朝日新聞の旧知の記者に会い、雑談がてらに『千の風になって』の話をしたそうです。このときの話がヒントになって『千の風になって』は〈天声人語〉の記事になりました。記事が出た日から電話がひっきりなしに鳴り始め、止まらなくなった、と新井は言います。『千の風になって』の正確な歌詞を知りたい。歌も聴きたい。とにかくCDがあったらわけて欲しい。そんな反響が新井に寄せられたのです。そしてポニーキャニオンからリリースの話があって、新井満の『千の風になって』のメジャー盤が03年11月6日にリリースされました。ふつうなら、これで完結ですが、ここからさらなる展開が始まったのです。“いい曲”であるという評価からカヴァー曲として取り上げるシンガーがいたのです。
 04年9月22日、盲目のテノール歌手・新垣勉がシングルとしてリリース。以降、数多くのシンガーが取り上げました。秋川雅史もそんなシンガーのひとりで、彼はアルバム『威風堂々』に収録しました。05年9月31日リリースのこのアルバムの中の一曲だった『千の風になって』の評判が予想以上に良かったので、8ヶ月後の06年5月24日に今度はシングルとしてリリースされました。そして、次の大きな“きっかけ”が06年大晦日の〈NHK紅白歌合戦〉で秋川が『千の風になって』を歌ったことでした。“名曲”がそれまでこの曲を知らなかったたくさんの人たちのハートに刺さった瞬間でした。〈紅白〉では秋川の歌唱前にSMAPの木村拓哉が詩を朗読したこともあり、年明け後の翌々週には4位を記録し、そして07年1月22日付けのオリコン・シングル・チャートでついに1位を獲得。クラシック歌手としては史上初の快挙でした。後は歌力にターボがかかってドミノ倒しで、その後もセールスが伸び続け、リリースから1年3ヶ月を経て、8月14日付シングル・チャートでミリオンセラーを突破しました。本当に“いい曲”なら“きっかけ”さえ与えればヒットするのです。そんないい曲の本家本元が新井満の私家盤『千の風になって』なのです。
 30枚だけ作られた私家盤CDがきっかけとなって6年後に100万枚を超える大ヒット曲が生まれました。これぞ“時代”が求めて生んだ“あらまほしきヒット曲”ではないでしょうか?そんな曲を〈エイジフリー・ミュージック〉レーベルは生み出したいと思います。
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category: 俺が言う!

2018/09/12 Wed. 10:45 [edit]   TB: -- | CM: --

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