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安心して油断しているときにかぎって“死角”は待っています。御用心を! 

 森村誠一の「高層の死角」はホテル業界の闇を暴いた推理小説のベストセラーですが、“死角”とは何なんでしょうか? 手元の岩波国語辞典(第三版)によると「弾丸が届く範囲にありながら、地形や鉄砲の構造上の理由で、そこは撃てないという区域」「ある角度からは見ることができない地点・範囲にも言う」とあります。つまり、死角に入ってしまうと常識は通じないということです。
 最近、私は“携帯電話の死角”に入ってしまい、義理を欠いてしまうことになりました。あるアーティストのライブに行って、楽屋での軽い打ち上げが終わったのが午後9時半頃のこと。それから近くに場所を移してアーティストをまじえてスタッフの本打ち上げが予定されていました。私はその本打ち上げに招待されていたので、時間をつぶそうと思って、一緒に行った友人と近くの飲み屋で時間をつぶすことにしました。当然のことながら、「程よいときに電話をくれる」という約束を交して、私たちは、とある焼き鳥屋さんへと行ったのです。なぜそこを選んだのかというと、近場で、なおかつ一階にあったからです。地下の店に入ってしまうと携帯がつながらないことがあるので、それを避けて安全パイを取った、という訳です。
 私たちは飲み始めました。電話がかかってきたら合流すればいいと気楽に考えていましたから、お酒のピッチはあがります。気がついたらビールから始まって焼酎へ、それから冷酒へと進んでトランス状態です。そして、ふと気づいてみたら午後11時半をまわっていました。「おかしいな、こんな時間になっても電話がかかってこないことはない」と気になって携帯電話を見たら、なんと“圏外”という表示が出ていました。なに?圏外、これはまずい。きっと留守電が入っているに違いないと思い、急いで外に出てチェックしたところ、案の定、10時14分、10時59分、11時17分と3回にわたって「今、どこにいるんですか? 早めにきて下さい」と伝言が残されていました。あわてて電話をしてみると、もうお開きになってしまって、今、家路の途中だ、ということ。もちろん、わびを入れて、情けないことに言い訳をしてしまったことは言うまでもありません。
 それにしても、携帯電話が“圏外”になっていたとは思いもよらないことです。まさか木造建築の1階で“圏外”になってしまうとは予想もしていませんでした。圏外がふつう出るのは地下にもぐったときのことです。それから昔に作られたいかにも鉄筋コンクリート造りの建物は磁場にじゃまをされて電波が遮断される場合があります。こんなときはあらかじめ危ないというので避けたりします。ところが、今回にかぎっては、始めから圏外になるなんて思いもしませんでした。なぜならば1階は入るはずだという先入観があるので、表示のチェックなどする訳がありません。ましてや安心しきっているので、飲み始めて途中のチェックも、です。ここに見事に落とし穴があったのです。そこは携帯電話の“死角”ともいうべき“圏外”です。今回の出来事で私が実感したことは、安心して油断しているときにかぎって“死角”は待っている、ということです。あなたの“死角”は何ですか? 考えてみる価値はあるのです。
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category: 俺が言う!

2007/12/04 Tue. 11:26 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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