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先走りの愚行は、相手の不興を買いがちなので気をつけたいものです! 

 気を遣ったつもりでいても、実は相手の不興を買っていた、ということが意外に多いので気をつけたいものです。
 不興を買うとは、目上の人の機嫌を損ねることです。これは実際にあったことです。
 私は、とあるプロダクションの社長さんと会食をして、その後、2次会でホテルのバーで飲むことになりました。社長のAさんとは1ヵ月に1度は飲んで情報を交換する仲ですが、その日は忘年会もかねていたので、Aさんの右腕ともいうべき部長のB君も呼ぼうということになりました。B君は某有名アーティストのマネージャーを務める敏腕スタッフとして一目置かれた存在で、Aさんも内心では自分の“後継者”と認めているなかなかの人物です。
 B君は気づかいの達人でそつがありません。お酒がなくなるとさっと手配してくれるし、その気くばりはこちらを気分良くさせてくれます。という訳で、私もB君を評価しているというわけですが、その日は、なぜか好事魔多し、でした。
 宴もたけなわとなり、やがて3次会へ行こうかどうかという雰囲気になってきました。時刻も午後11時頃とまだ早いのでもう一軒行くことになっても不思議ではありません。それで、どこへ行こうか、ということになりました。いつもは定番のカラオケ・スナックと相場は決まっているのですが、その日は、最近見つけた洋楽中心のカラオケ・スナックが面白いというふうな感じに話が盛り上がって、後はいつここのバーを出るかということになりました。そんな気配を察したB君は、ボーイを呼んで「チェックをお願いします」と言いました。さすが気がきくB君です。雰囲気を瞬時に察知して先手を打つ。敏腕マネージャーと言われる所以です。
 ここまでは自然な流れです。ところが、この後、話は暗転したのです。AさんがB君を強く叱責したのです。「先走りするなよな。そういうことは俺が決めるんだ。お前は先走りしすぎるんだよ」。あまりの剣幕に、B君は唖然としたままです。なぜAさんは突然B君を怒ったのでしょうか? それはAさんがこの会の主催者である以上、決断はAさんが出す、ということです。そして、B君に指示を出す、というのが筋です。このケースの場合、「では、ここはそろそろしめて、次の店に移りましょうか」とAさんが言って、「B君、ではチェックを……」という言葉があってから、B君がボーイを呼んで「チェックをお願いします」と言っても遅くはなかったのです。つまり、B君は気をきかせたつもりで、実はAさんの最終決断を待つ、という大切なことを忘れてしまったのです。その結果、Aさんは顔をつぶされたことになり、「余計なことをして」と思い、思わず「先走りするな」と怒鳴ってしまったんです。
 先走りはいけません。良かれと思った気づかいが、先走りとなった場合は、相手にとっては余計なことをされた、ということになります。余計なことをして許さん、となるから、不興を買うことになるのです。先走りしては元も子もありません。先走りの愚行だけは避けなければなりません。
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category: 俺が言う!

2007/12/12 Wed. 15:20 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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