そもそもこのコンサートのきっかけは、メセナホールの長谷川裕晃さんから私あてにメールが送られてきたことでした。「富澤さんプロデュースによるフォーク・コンサートを企画したい」という長谷川さんからの熱いオファーに、私はやる気になりました。というのは、高校を卒業して上京以来38年間、私は東京を意識して常に仕事をしてきました。結果的に故郷のことを考えたことはありませんでした。しかしながら、50歳を過ぎた頃から、私を育ててくれた故郷に何か恩返しできないものか、と考えるようになりました。そして、まず初めに地元放送局・信越放送(SBC)のラジオでフォークの番組を始めました。おかげさまでこちらは好評で4年目を迎えています。この番組をやっているうちに、故郷の人たちの熱い想いが伝わってきました。それは私に対する暖かい声援です。その声援を肌で感じた私は、何かできることで恩返しをしたいと思い、私がプロデュースするフォーク・コンサート<歌とトーク満載のフォーク・コンサート フォーエバーヤング>を企画したのです。
第2回は2007年5月20日(月)に行なわれました。出演者は庄野真代、細坪基佳、三浦和人で、3人とも私の親しいアーティストです。この3人のコラボレーションも内容的には素晴らしいものがありました。加えて、2回目ということで、お客さんにも余裕ができたのか、ステージと観客との一体感が出てきました。アンケートの結果は改めていう必要もないでしょう。そして3回目の今回は、やはり積み重ねの結果でしょうか……。まさに<歌とトーク満載のフォーク・コンサート>の名前に違わない楽しいものでした。私的には高校時代の恩師・北原久夫先生が御夫婦でみえて「楽しかった。富澤、よくやったな」というお言葉をいただいたことが感激でした。故郷に少しでも恩返しできたこと、これは私にとっては“親孝行”でもあるのです。来年もやりたいと思っています。興味のある方はぜひ私の故郷におこし下さい。

