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教訓を説教調ではなく、笑って読めてためになる小説にしたところに「夢をかなえるゾウ」の成功はあるのです! 

「夢をかなえるゾウ」(飛鳥新社刊)という本がベストセラーになっています。水野敬也さんという方が書いていますが、どこの書店に行っても山のように平積みにされていたのでつい買ってみる気になりました。
 この本が発売になったのは去年の9月のことですが、今年になってから口コミで広がり、春頃から増刷を重ねるようになりました。その頃から、私も気になっていた本でしたが、手に取ってパラパラと見るくらいで、まだ買う気にはなりませんでした。ところが、6月になった頃でしょうか。この本の売れ行きに拍車がかかったのです。ベストセラーの上位にランクインされるようになって、書評でもひんぱんに取り上げられるようになりました。そこで私は、これは買わなければならないと思って買うことにしたのです。しかし、始めの20ページくらい読んでそのままにしておきました。なぜならば、この本がどういうものなのか、つかみきれなかったからです。帯の表紙にはこんなキャッチコピーが書かれています。<夢をなくしたサラリーマンと関西弁のゾウの神様が繰り広げる、「笑えて」「泣けて」「タメになる」全く新しいエンターテインメント小説。>
 ということは、この本は小説なのか、と思いました。しかし、普通の小説ではないようです。では何かというと、よくある“生き方本”でもあるのです。かといって、よくある“生き方本”、“ハウ・ツー本”とも違っています。つまり、私にはこの本が何であるのか?つかみきれなかったのです。それで20ページ程読んで、そのままにしてしまったのです。それから1ヵ月程経ったでしょうか。この本がテレビ・ドラマ化されることが決定したことで、売れ行きにさらに拍車がかかってミリオンセラーになってしまいました。なぜこんなに売れるんだろうか? そんな興味が再び湧いてきたので、再び読み返すことにしたのです。そうしたら、面白いのなんのって…。
 登場人物は2人です。夢をなくしたサラリーマンの“僕”と、関西弁をしゃべるゾウの姿をした神様の“ガネーシャ”。僕は今の自分を変えたいと思っています。そんな僕にガネーシャは“課題”を出します。この課題を僕は一日ひとつ必ず実行していくことになります。どんな課題かというと「靴をみがく」とか「身近にいる一番大切な人を喜ばせる」とか。この課題を、僕とガネーシャが漫才のツッコミとボケのようにこなしていくのです、小説スタイルで。つまり、“生き方本”を小説仕立てにして読ませるというか、面白い漫才を聞きながら“教訓”を学んでいくという新しいスタイルが、この本が新しいエンターテインメント小説と言われる所以なのです。
“課題”を“僕”という主人公と共に読者である私も実践していきます。その結果、ガネーシャの名言集を得ることになるのです。「身近にいる一番大切な人を喜ばせる」という課題をこなすと、結果的にガネーシャからこんなことを教わることになるのです。「人間ちゅうのは不思議な生き物でな。自分にとってどうでもええ人には気い遣いよるくせに、一番お世話になった人や一番好きでいてくれる人、つまり、自分にとって一番大事な人を一番ぞんざいに扱うんや。たとえば……親や」。けだし名言です。
 教訓を説教調ではなく、笑って読めてためになる小説にしたところに「夢をかなえるゾウ」の成功はあるのです。まさに切り口の斬新さです。ぜひ一読を推めたい本です。
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category: 俺が言う!

2008/08/19 Tue. 12:30 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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