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どんな最悪な状況もお互いが知恵を絞り出せば解決できるはずです! 

「今日のところは、とりあえず保留にしておきましょうか」
 どちらからともなくこんな都合のいい言葉が出てきてホッとすることはよくあることですが、本当にホッとするのでしょうか?
「とりあえず保留」にすれば、緊張感からはいっとき解き放たれはしますが、実のところは問題点を“先送り”にしてしまった、にすぎないのです。ということは、はっきり言うと、何の進展もなかったということです。
 どんなことも話は詰めなければなりません。話を詰めていくと必ず最後にぶつかることになります。要は、お互いに異なる主張をしているのを、どうまとめるかが大切なのです。要するに、お互いが歩み寄って“妥協点”を見つけるということですが、ここが難しいのです。なぜかというと、お互いの主張が余りにも違いすぎる場合は、歩み寄りの接点が見えないからです。仮にAの主張が10、Bの主張が4としましょうか? これだけ離れているとなかなか歩み寄りは不可能です。単純に足して2で割るという日本方式にしてみると、妥協点は7になります。これでお互いが納得できれば問題はありませんが、10の主張をしているAからしてみれば7では納得は到底できません。一方、4で抑えたいBの方も7だと、こちらもなかなか納得はできません。当然のことながら、このままお互いが譲らなかったら交渉は決裂です。
 実際こういうことはよくあることなのです。具体的な話をしますと、単行本を書いた場合、著者の印税は普通10パーセントです。しかしながら、この不況の世の中、特に単行本の世界はなかなか売れなくて平均返本率が40パーセント以上という状況では、出版社サイドもこれまでと同じ条件ではやってはいけません。という訳で、著者の印税を10パーセントから下方修正をするということが至上命令となります。さりとて著者サイドからすれば印税率が下がるということは死活問題です。ということで、印税率をめぐっては死闘ということになります。でも、お互いがこのまま突っ張り続けても話は決裂するだけです。ではどうしたらいいのでしょうか?
 まずお互いが決めなくてはならないことは、本を出す、という合意です。本が出せなければお互いに何も生まれません。では、出すためにはどうしたらいいのか? 初版本のリスクをお互いが背負うということです。これまではリスクは出版社が全部背負ってきました。初版を1万部刷って7000部しか売れなくても、出版社が著作印税を10パーセントで1万部保障してきたのです。ここをどうにかしないといけないということです。今、返本率は40パーセントありますから、この返本というリスクを回避するためには初版に関しては、このリスクを著者に背負ってもらう必要があります。とすれば印税率は6パーセントです。これで出版社のリスクは回避できますが、著者サイドにとっては大幅な譲歩です。これでは納得はできません。そこで新たな条件を提示します。再版から、印税を上げてもらうということです。これがいわゆる“スライド制”です。初版印税は6パーセントですが、1万部以上からは12パーセントにしてもらうと、3万部売れた段階でチャラとなり、それ以上売れた場合は今度は逆に2パーセント分だけ著者サイドが儲かるということです。リスクを分散する。こういう方法論もあるのです。だからこそ「とりあえず保留」をして“先送り”するよりも、決裂覚悟で詰めることの方が価値はあるのです。どんな最悪な状況もお互いが知恵を絞り出せば解決できるはずなのです。
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category: 俺が言う!

2008/10/15 Wed. 12:08 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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